定番でありながらずっと在庫切れになっていた青色燐灰石が入荷しました。
もともと燐灰石は無色(白色)で、青や翠は微量に含まれる成分によるものです。その「微量含有成分」も種類や量や割合によって同じ「青色」として販売しているものでも実際には入荷のたびにニュアンスが異なります。
この色がだいたい定番で青色弗素燐灰石として販売している「青」です。
同じマダガスカル産ではもっと青いものもあります。
逆に緑が強いものもあります。
これらは店頭にて販売しています。
燐灰石の結晶の形は六角柱状で、天辺は水晶ポインツのようにとんがっているのが本来の形で、残念ながらマダガスカル産の青色のものには、あまりその痕跡はみあたりません。
結晶の形と「きらきら度」を求めた場合には、マダガスカル産の青色より、カナダ産の翠色のものが鉱物標本としてはランクは高いものです。