道明寺粉を使った和菓子。
ウニの仲間。
栗の一種………。
どれでもなく、これはクリード石(Creedite)。
クリード石は毬栗みたいだから「クリード石」……ではなく、この名称の由来は最初に発見されたアメリカ合衆国のコロラド州Creede Quadrangle (クリード・クアドラングル)です。
カルシウム、アルミニウムと硫酸塩の化合物で、弗素を含みハロゲン化鉱物に分類され, 本来は透明な結晶です。
群晶の形が特徴的ですが単結晶は小さな水晶のようです。
褐色は含まれる鉄成分によるものですが、結晶毎に色合いが異なり、観察しがいのある一品です。
クリード石で以前入荷したもので淡い菫色のものがありました。
こんな真ん丸い標本ではありませんでしたが、まん丸の菫色のクリード石。いつかどこかで出会いたいものです。