十字石は中世の十字軍の兵士が身につけて戦地へ赴いたといわれている石です。
2つの結晶が交わっている双晶で、60度に交わるものは斜交型双晶、直角に交わるものは直交型双晶と呼ばれています。
先日、「まさに十字架!」というものをみつけたので仕入れてみました。
ロシア産です。
昔のキリスト教圏の信者たちが、偶然こんな石を見つけたら、きっとすごくありがたいものに思えたでしょう。
今の時代。もしこんな石を拾ったら、鉱石マニアとしては、はやり別の意味で(直交型双晶は斜交型の倍以上の価格をつけられるため)とてもありがたいことです。