
これはカナリア大のブルーレース。エンジェルブルーに白い縞模様が入っている鉱石です。
鳥の卵で青いものといえば、南米チリ原産のアロウカナという鳥の卵が有名ですが、食べるという前提でなければ、身近なところにも青い卵を産む鳥がいます。たとえばムクドリ。マンションの換気扇出口から入り込み、巣を作っていました。建物の内部に設置された換気扇から吸い込まれた空気を外に出すまでのパイプの中です。ちょうど卵があって、それが親鳥の羽色からは想像できないくらいに綺麗な青でした。
そのほか、コルり(オオルリの卵は青くなかった記憶があります)やイソヒヨなども青い卵を産みます。 コルリに託卵するジュウイチも確か青い卵でした。
幼い頃、図鑑が好きで、その中でも鳥の図鑑で卵の写真がお気に入りだったので、こんなことを覚えていたのですが、図鑑にあった卵の中で一番驚いたのが、実はウグイスの卵です。これがなんと真っ赤!
卵型と赤い色はなんとも不釣合いな感じがしました。
ただ、鉱石の赤い卵はちょっと綺麗です。でも、それは鉱石の卵が生きていないからです。冷たく、透明な赤と卵型は、ぎりぎりのミスマッチでちょっと気になります。