今年の高校野球もいよいよ決勝です!

 

高校野球が始まると急に活発になるこのブログ(笑)

 

それでも自分の想いを書きたい!ということでやっています。

 

2023年の高校野球の決勝は仙台育英×慶応!!

 

東北出身の私としては仙台育英には連覇してほしいという想いがあったので嬉しいことですが、慶応の快進撃も目を見張るものがあります。

活躍していくと両校の監督にも注目が集まってきます。

今回は、仙台育英の須江航監督と、慶応の森林貴彦監督の経歴や指導スタイルについて、面白い共通点があったので語っていきます。

 

 

104年の扉を開いた仙台育英

 

まだ記憶に新しい、2022年の感動。

東北に初めて夏の高校野球の優勝旗をもたらした仙台育英です。

個人的には仙台育英に連覇して、東北にまた新しい記録を作ってほしい!!

須江航(すえ わたる)監督の名言「青春って密」は2022年の流行語大賞にもノミネートされました。

須江監督は、高校生時代、仙台育英に憧れて単身で埼玉から入学。

しかし、高校生時代の3年間は補欠メンバーだったそうです。

補欠メンバーしか選ばれない、学生コーチという役割を全うし、その経験から指導者への道を目指すようになりました。

野球のコーチというと経験者で上手い人がなるものと思っていましたが、そうでもないんですね。

そんな須江監督の指導スタイルは、忖度なしの数字を重視すること

基準を示し、この数値をクリアできなければ試合には出れないとはっきりと伝えているそうです。

確かに、私も部活時代は「〇〇さんの息子だから~」とか、「あの子は監督に気に入られているから~」とかいうような忖度はあったような気がします。

そういった余計な忖度をなくすことで、平等に評価されるということは、チームメンバーにとってもわかりやすくていいだろうなと思います。

 

 

 

 

103年ぶりの決勝、慶應義塾高校

 

 

慶応義塾というとなんだか東京のような感じがしますが、こちらは神奈川県代表です。

高校野球の球児というと、みんな髪型は坊主というイメージがありますが、慶応は髪型自由。

そんな今までの古い概念を覆すスタイルで話題になっています。

森林貴彦(もりばやし たかひこ)監督は、従来の伝統や形式に固執する古い価値観が好きではないそうです。

森林監督は慶応義塾高校の野球部で活躍しましたが、大学進学後に野球部には入部せず、学生コーチとして慶応義塾高校で指導します。

大学卒業後はNTTへ入社。

その後、指導者への道を目指して退社することになります。

今は小学校教諭をしながら、高校野球の監督をするという監督にしては珍しい、二足のわらじ(今は二刀流っていう表現らしい)生活をしています。

森林監督の指導スタイルは選手の主体性を伸ばすこと

野球人生が終わったとしても、社会で活躍できる力を伸ばすことを重要とされているそうです。

一度野球から離れて社会人を経験された森林監督だからこそ、伝えていけることなんでしょうね。

監督と選手の間に上下関係はなく、互いにコミュニケーションをとって、自分で考え良い方法を探していく。

監督と対等に話せる場があるということは、すごいことだなと思います。

 

 

 

いよいよ決勝!100年対決を見逃すな!!

 

今回は仙台育英の須江監督と慶応の森林監督について語らせて頂きました。

両校の監督の共通点としては、古い価値観や概念をぶち壊そうとしていること。

メンバーに価値観を押し付けるのではなく、監督自らが変化してメンバーに寄り添い、今までの価値観を壊そうとしていることが素敵だなと感じます。

前回の記事でも少し書きましたが、時代は変化していくので、その変化に柔軟に対応して、進化して、成長していく高校が力をつけていくのかもしれませんね。

決勝は8/23(水)!!

どちらが勝っても、100年の扉は動きます。

楽しみにしながら仕事を頑張ります!