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長野県 安曇野・大町・松本
赤ちゃんの身体を育てる
ベビーウェアリングとふれあい遊び
ママとベビーに寄り添う出張撮影
第5子妊娠中♪
4児ママ助産師フォトグラファー
ここね 杉山さやかです
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妊娠中の抱っことおんぶ、どうしたらいい?
今回は、妊娠中の「抱っこ」や「おんぶ」についてお話してみようと思います。
お腹に赤ちゃんがいるとき、上の子の抱っこやおんぶ…迷いますよね。
「やってあげたい気持ちはあるけれど、体のことも気になる」
そんな風に感じたこと、ありませんか?
わたしも今、5人目を妊娠中ですが末っ子は4歳。
以前のように長時間抱っこが必要なことは減りましたが、
今でも甘えたい時にはぴょんと膝に乗ってきたり、ギュッとしがみついてきたり。
やっぱり、スキンシップって子どもたちにとって安心の源なんですよね。
今日は、妊娠中でも「無理せず」「安全に」
スキンシップを取るための、いくつかの工夫をお伝えしますね。
妊娠中の体はこんなふうに変化します
妊娠すると、姿勢が変わりやすくなります。
お腹が前に出ることで反り腰になったり、骨盤が緩んだり…。
そのために、腰痛や恥骨痛が出る方も少なくありません。
また、重たいものを持つことで「腹圧」が高くなりやすく、
お腹が張ったり、違和感を感じることも。
医師や助産師さんから
運動は控えたり安静にするようにと言われている場合は、もちろん無理は禁物です。
お腹が張り気味の時は無理せずに。
また、体のバランスが変わったり
足元が見えづらくなったりするので、転倒には要注意です。
抱っこの工夫:腰抱きがおすすめ!
私自身、妊娠中の抱っこで快適だったのは
お腹の前を避けて“横の位置”で抱く
「腰抱き(ヒップキャリー)」です。
お腹への圧迫が少なく、視界も広くなるので、お互いに気持ちよく抱っこできますよ。
腰だきは、ママのウエストのくびれと子どもの股関節の形がピッタリフィットします。
子どもの体重を腰でも支えるので、
大きくなったお腹に負荷がかかりにくいです。
おすすめの抱っこひもは…
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ベビーラップ(布1枚で包み込むように支えるので、身体への負担が少なく快適)
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スリング(布製なので体にフィットしやすく、子どもの抱き下ろしがしやすい)
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肩掛けのヒップシートタイプ も最近人気ですね。腰が座ったお子さんに便利です
などがあります。
スリングでの腰抱き
手軽に抱っこでき、幅広い布が肩や背中でも支えるので
意外と身体もラクです。
おんぶの工夫:ウエストベルトの位置に注意
おんぶは、ウェストベルトがお腹を圧迫しないタイプがオススメ。
つわりが辛い時は、お腹の締め付けがない方が快適です。
たとえば…
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ベビーラップなど布製のおんぶ紐 布製なので使い方が無限大。メイタイというタイプも、ウエストベルトの位置を圧迫ない位置に調整する事ができます。
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オンブヒモ 海外メーカーで取り扱いが多くあります
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昔ながらのおんぶひもタイプ など
とくにベビーラップは、大人と子どもの体格に合わせてフィット感の調整がしやすく、
体の負担が少なくなるので、わたしにとっては一番のお気に入りです。
ベビーラップは巻き方が豊富。
可愛くオシャレな巻き方もできます。
メイタイタイプのおんぶ
ウェストストラップを胸の上で結ぶと、
お腹の圧迫がありません。
抱っこやおんぶじゃなくても、スキンシップはできる♡
「抱っこしなきゃ」と思いがちですが、
実は“触れあう”こと自体が、子どもにとって大切な時間なんです。
たとえば…
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座ったままで「ギュッ」と抱きしめる
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手遊び歌やふれあい遊び
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寄り添って絵本を読む
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背中をなでたり、トントンしたり
こういった関わりも、子どもたちの“心の充電”になりますね。
パパや周りの大人の力も借りてOK!
妊娠中は、
自分ひとりで抱え込まずに「誰かにお願いする力」もとても大切です。
「パパ、ちょっと抱っこお願いしてもいい?」
「ばあば、来てくれて助かった〜!」
そんな風に、家族や周囲の人と協力して子育てしていきましょう🌷
それも、子どもにとっては“あたたかい環境”のひとつになります。
最後に
妊娠中の体は、日によって調子が変わるもの。
「昨日できたことが、今日はしんどい」
ということもあります。
だからこそ、
無理せず、工夫しながら、気持ちを大事にする抱っこやおんぶ
を選んでいけたらいいですね🍀
もし、「わが家ではどうしたらいいかな?」と迷った時は、
ぜひお気軽にご相談くださいね。
一緒に、心地よいマタニティライフと育児の両立を探していきましょう♪