警察庁長官を撃った男警察庁長官を撃った男 (新潮文庫)1995年に起こった国松警視庁長官狙撃事件。多くの人がオウムの犯行と思っている。wikiもそうだし、検察の知人も。この本は本当にノンフィクションルポである。マジ?!という感じ。この本を読む醍醐味は『誰が本当の犯人か?』ということではなく警察の腐りっぷりにある。村木厚労省職員を起訴した検察も小沢一郎を強制起訴した検察審査会もそれをあおったマスコミと乗せられたマスもどうしようもない。どうしようもないところだらけだな、、、とブルーになる一冊。怒りの内容でございます。