先週は、狛江と調布で2日連続で、
無料相談会を開催しました。
ご相談の中で、
ちょっとびっくりしたお話がありました。
ご相談にいらしたのは、ご高齢の女性。
故人の銀行預金について相続手続をしようと
何度も銀行に足を運んでいるが、
行くたびに書類の不備を指摘され、
もうどうしていいのかわからない、と。
ご相談者曰く、
銀行の担当者も相続手続についてよくわかっていないようで、
原戸籍の字が読めないから、これじゃダメだと…。
たしかに、
原戸籍の文字は手書きで書いてあり、読みにくいです。
しかーし!
読めないからダメだなんて、
ジャイアンみたいな言い分は通りません。
真偽はわかりませんが、
その銀行の担当者さんには、これをオススメしたいです。
- バンクビジネス 2013年 10/1号 [雑誌]/近代セールス社
- ¥980
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日経新聞の広告欄でたまたま見つけ、
「彼を知り己を知れば百戦して殆からず」ということで、
敵(?)を知ろうと思って購入しました。
金融機関に携わる人向けの雑誌なので、
金融機関側の目線で、
預金の相続手続でお客様へ対応する際の話法や、
確認書類のチェックポイントが、細かく解説されています。
金融機関によって異なる点もありますが、
手続の大枠はこれでおさえられます。
ご相談にいらした女性は、
故人の預金を相続するのはもう諦めようと思っていたようです。
諦める前にご相談に来ていただけて、本当によかったです。
相続の手続について困ったときは、まず行政書士に相談!
そう思っていただけるように、もっともっと広く周知していかねば!!