〜つぶやき〜


昔のキュンとした思い出なんだけど、


短期間だけ旅館で仲居さんのバイトをしたことがある


お部屋にお料理を運んでくる人たち


飲食関係初めてで何もできなくて、料理の説明も何度も何度も紙に書いたものを練習しながら、怖い先輩もいて嫌味を言われながら少しの期間だけ耐えて頑張ってたんだけど(笑)


一番の思い出は、お客さんに声をかけるとき


この時だけは、びっくりするほど、自分にとっては、幸せの絶頂を感じていた


仕事なんで楽しいことばかりじゃないけど、書きたいのは、お客さんとやり取りしてる瞬間のあの心地良さのこと


お客さんがご年配のご婦人だと、お食事が終わったあと会場を出られるときに、こちらがお声がけをすると、必ずご丁寧に「美味しかったです、ありがとう」と言ってくださる


心が癒やされる瞬間で、あれがあったから飲食店経験ゼロで不安の絶頂でいたのに少し続けられた理由


お客さんとやりとりするのが楽しくて仕方なかった、いや、楽しいレベルを越えていた、幸せで仕方なかった


なぜかわからないけど、お客さんを目の前にすると、わたしの奥底がいきなり大喜びするのがわかるのだ


あの瞬間は、内輪の(提供する側、店員側)疲れが瞬時に吹っ飛ぶ


よく思い出すと、どの仕事でも、お客さんとやり取りしているときが一番楽しかった気がする


私にとってとても良いことだと思うので、それが真北だと思う


これを思い出すといつでも心の喜びを感じられるから、正しい


Sayaka