私は小さい頃に母親にいきなり「ドレミファソラシドって歌ってみて!」と怒鳴られたことがありました。私は言われた通りにドレミファソラシドと母親の真似して歌ったら「音痴ね!」と怒られて音痴扱いになりました。


それ以降歌うのが怖くなり人前で歌えなくなりました。


振り返ってみると私の母親はピアノで音程を示さずに怒ってたという酷い人でした。


しかも、20年後母親自体が結核の後遺症で、ある一定の音域が聴き取れない障害を持ち音が正確にとれていない音痴だったのが判明。


ただ母親はとろく見える私に八つ当たりしたかっただけのようでした。


私は耳の障害はなく音楽とは何かを学習したら音程がとれたので音痴ではなかったのです。


こういうふうに親に問題があって無駄に傷つくことがよくあります。

小さい頃って親がすべてですから、

親の言う事を真に受けてしまいます。


音痴か否かみたいな問題は専門家にみてもらわないとダメなものです。


こういう親は意味もなくトラウマを生むだけだし勘違いも多いのです。


ですから、親が最初に与える教育においては子どもがトラウマを抱えて無駄な遠回りを人生でしないように、専門家に診てもらうことが大切です。


親が示す基準が世間とズレていることはよくあるからです。


それに親が思う常識では子どもは育てられません。子どもには常識がないからです。


子どもはすべてにおいて初心者ですからちょっとしたことをキッカケに簡単に踏み外します。大人が初心にかえって接しないと子どもにはわかりにくいことだらけです。


大人になって自分の親のダメさがわかったら、自分の子どもに同じようなことをしないよう気をつけることはできますが自分がトラウマを植え付けられた20数年間はかえってきません。


だから大人になったとき出来る限り子どもにトラウマを植え付けないように普段から冷静でいましょう。


そして、トラウマを乗り越える自力を養えるかは親が良い思い出を与えていることにかかっています。幼い頃になるべく楽しい思い出がたくさんあればどんなことも乗り越えられます。