注意:本記事は早稲田大学高等学院の公式見解を示すものではありません。また、当記事の情報は執筆時点でのものであり、正確性についての責任は負いかねます。


評定(ひょうてい)。分かりやすく言うと成績です。

早稲田大学高等学院では毎学期渡される成績表に「評定」が書いてあります。各科目0から100の100段階で評定がつけられます。

そして各科目の評定を平均したものを「平均評定」、その年度の平均評定の平均を「学年平均評定」と呼んでいます。

 

どのくらい取れればいいの?と新入生の方は思ってるはずなので(主観ですが)記載しておきます。

 

各科目の評定について

 

まず「落単」についてご説明します。各学期成績の平均が50点以上でない時、その科目を「落単」したと言います。落単した場合でも再試験を受けて合格すれば単位の修得が認定されます。一定数以上落単をすると学年平均評定に関係なく留年します。

 

ではどのくらい取れていれば良いのかというと…

 

100 基本的に小テスト・中間試験・期末試験で100点に近い点数を取らなければ100は取れません。もちろん課題も全て提出&高評価でないと厳しいです。(必ずしも全てのテストで100点を取らないといけない訳ではないです)

数学等の理系科目でとりやすいイメージ。

 

90〜99 90以上あれば自他ともに認める得意科目と言っていいでしょう。90以上の科目が1つもない学院生も珍しくありません。

 

80〜89 得意科目と言えるでしょう。政経志望の人にとっては80台は珍しくないと思いますが… 重点的に学習すれば科目で80以上は難しくないと思います。

 

70〜79 ほとんどの科目は70台が平均です。70台後半であればやや平均より上って感じです。

 

60〜69 60前半だと「苦手科目」だと思います。課題をしっかり提出して授業も聞いていれば60を下回る事はほぼ無いと思います。ただそれが難しい…

 

50〜59 ここからかなりの「苦手科目」って感じです。50台前半だと落単の可能性がかなりあります。他の学期で40台を取ってしまうと平均が50に届かないケースがあります。

 

40〜49 このままだとかなり危ないです。その科目を重点的に学習することをお勧めします。

 

30〜39 30台を取ってしまうと単位取得はほぼ不可能です。1科目だけ30台であればそれに全振りできるのでギリギリなんとかなると思いますが…

 

20〜29 素点をそのままつける(期末試験の点数をそのままつける)先生の期末試験で20点台を取った場合、20台になることはあります。

 

0〜19 見たことがありません。

 

 

 

平均評定について

 

学年平均評定が60以上ないと無条件で留年です。

 

100 見たことありません。

 

90〜99 90台前半はクラスに2人位いるかどうか、後半は学年で1人いるかどうかと言った感じです。90以上だともれなく神認定されます。学部のみならず学科まで希望するところに行けるはずです。各科目の評定で「100」を複数取るレベルです。学院雑誌にインタビューが掲載されるかもしれません。

 

80〜89 80台前半は「成績優秀者」って感じです。政治経済学部になんとか行ける感じです。80後半だと神まで行かなくても一目置かれると思います。「お〜」って感じですね。志望学部にほぼ間違いなく行けると思います。80と89ではかなりの差があるらしいですが… 本気で努力すれば80以上は取れると思います。

 

70〜79 70前半は平均です。可もなく不可も無くといった感じです。70後半はそれなりに勉強ができる人という印象です。ただ70台だと政治経済学部はかなり厳しい・商学部もギリギリかもしれません。基本的に落単はありません。

平均的学院生です。

 

60〜69 60前半は留年の可能性は2割くらいです。落単も出てくると思います。後半であれば基本的に進級は大丈夫です。一部の科目が足を引っ張ってるか、全体的に低いかの2パターンに分かれている気がします。

 

50〜59 50台だと先生から呼び出されて成績について話す可能性が高いです。クラスには3〜4人いると思います。このままだと留年してしまう訳なので… 50台前半だと相当頑張らないと厳しいです。

 

40〜49 クラスに1人いるかどうかって感じです。課題未提出・授業を聞かない(=試験で点数が取れない)・など勉強することを諦めてしまうケースです。進級するには他の学期で平均評定を最低でも15以上あげる必要があります。

 

0〜39 私が知る限り平均評定が39以下はいません。