シーズン初めから濃いセッションの毎日だった白馬。

春めいてきた日本を飛び出し

まだまだ冬を追いかけよう。


忙しかったハイシーズン。風も厳しかった今年の厳冬期の山々にはたくさん良い経験をさせてもらいました。(冬の話はまた書く予定なのでお楽しみに)

くたくたで更新もできなかったのでゆるくブログ開始です。




カナダはワクチンなどの入国規制もなく入国もすごくスムーズでした。 

YVRバンクーバー国際空港でピックアップしてもらって、旅のファーストストップ。

ウィスラーへ。







時差ぼけを早く治すため移動中の睡魔と戦いの末、ギリギリ勝つことができた。




原点にかえり、リラックスしてまずは思いっきり滑りまくろう。




ずっと降っている。山の上は連日雪。




いつもは春しか来たことなかったので

数回目にして初めてウィスラーの冬。

一期一会の雪。


やっぱり冬の表情を知りたいもんね。



ここ数シーズン、日本でスノーボードや山と自分なりに向き合い

滑ってきた時間がまちがいなく今回の旅を楽しくしてくれるんだろうなとも思う。



良い雪も降り、この時がきたのがすごく嬉しい。



アバランチコントロール(雪崩管理)

のダイナマイトの爆発音が鳴り響く。

この音を聞きながら高揚感を感じつつ雪山へと向かった。

きっと山に向かうみんな同じ気持ち。

朝からハッピーに溢れているのがカナダらしいなと思った。



長蛇の列を成した、最近新しくなったゴンドラ。速度が早いので意外と待ち時間も短かった。


まあまあな吹雪。


だがしかし

やっぱり雪は嬉しいなぁ〜

中々降らないウィスラーと思ってたのにめちゃラッキー。


ありがとう、と心のなかで山に感謝する。


そこの山々や、地域の人々、文化にリスペクトの心を持って接するのは旅の心得。






まだピークは空いてないのでレッドチェアー。

天気が荒れてる時はミドルの標高帯で楽しむ。雪やわらかいってさいこー!

サイドヒットが無数にあって雪が良いと遊びがたくさん。



そろそろ、ピークに向かうリフトに並ぼう。




巨大な岩肌がのぞくアルパインからシュートドロップで滑り出す。なお着地には岩。


規制のロープなどは少なく、

"自分で判断して滑ってね" というスタンスなのが良い。



コースの入り口。



難しくても確実に降りれるラインを見つける。

こんなスノーボードも嫌いじゃない。


予期してなかった?のにフリーライド猛特訓。




日本の雪も本当に素晴らしいから、こっちのボコボコパウダーはなお鍛えられそうです。





(ウィスラーのスーパーロコ、Nyanko sensei)




大きい急斜面を滑ったあとは徐々に森の中へ滑り降りていく。


北米の木々たちもなんだかすごく素敵。深く澄んだ空気感。


ほっと息を飲んで森に佇む。


起伏に富んだ地形があらわれ、一心に滑る。

身体も柔らかく使おう。視野ももっと広げて滑ろう。

その山の地形に合わせて滑るってなんて楽しいのだ。

こっちの森も予想以上にクイックな地形。

雪質の変化も面白い。なんとか位置関係や目印、地形を覚えようとする。

知っていけば行くほど楽しくなるだろうなって思うからね。



こんな山だったのか、、めちゃくちゃ楽しいではないか。アルパインから樹林帯、上から下まで超広大。あんなに寒かったのにボトムに着く頃には汗だくで、笑顔でハイファイブ。

やっぱりすごいフィールドです。

何度目かでついに知れたのがとっても嬉しく感慨深く感じました。



原点に戻りまたスノーボードへの愛が深まった。


新しいスノーボードや感覚に出逢いそうな予感。

いけるとこまで行ってみよう。



シーズン第二弾の始まり。