ドイツのピノ・ノワール。冷やして飲んでいます。

ワイン名:クラウス・カイザー ピノ・ノワール ナーエ
原産地:ドイツ
ブドウ品種:ピノ・ノワール
価格:990円

【香り】
軽いベリー系の香りとキノコの香りがします。泥付きマッシュルームの香りです。森の香りです。

【味わい】
軽い酸味と果実味が感じられます。渋みは弱いので冷やしてもおいしいです。熟成感はありませんが、良い意味で全体的に軽くて、いくらでも飲める味わいです。軽いと言っても薄い味気ない感じはありません。フランス一般的なカジュアルなピノ・ノワールより甘みが少し強いと思います。

【マリアージュ】
キノコご飯。ピノ・ノワールは土っぽい香りがするので、キノコ料理にピッタリですが、これは軽いので天ぷらより、キノコご飯みたいな淡い味わいの料理に合います。ゴボウサラダとか。ジャンクだとプリッツのロースト味。あの甘みと香ばしさが、このワインの甘みによく合います。

【総評】
たまにムショウにピノ・ノワール飲みたくなるのですが、そんな時990円でこの味わいと香りが楽しめるピノ・ノワールがあると心強いです。ピノ・ノワールは有名なブドウ品種なので、「あのロマネコンティと同じブドウを使ったワイン」などという表現が使われがちですが、ロマネコンティと名前を出して1980円で販売されるものより、ひっそりと990円で売られているものの方が当たりの確率が高いような気がします。


春はピノ・ノワール持ってお散歩へ。
by日蔭