シフォンケーキと、3歳児の心。
こんにちは、さゆりです。
今日のテーマは――
「シフォンケーキ」と「3歳児の心」。
え?全然関係なさそう?
でも実は、とっても似ているんです。
ふわっと膨らんでいくシフォンケーキの姿って、
どこか子どもの“心の成長”と重なる瞬間があるんですよね。
今回は、シフォンケーキ作りをヒントに、
“ふわっと心が育つ子育て”について綴ってみようと思います。
1. 温度が安定すると、心はふわっと広がる
シフォンケーキって、オーブンの温度がほんの少し違うだけで仕上がりが変わります。
高すぎると焦げるし、低すぎると膨らまない。
これ、3歳児の心にも似ていて。
子どもは、ママの表情や声のトーンをびっくりするほど敏感に感じ取ります。
ママがイライラしていれば、それはまっすぐ子どもの心に伝わる。
だからこそ大事なのは、ママ自身の“心の温度”を整えること。
「大丈夫だよ」「うん、わかってるよ」
そんなたった一言で、子どもの不安はふわっとほどけるんです。
2. 混ぜすぎると泡が消える=口出しすぎも逆効果?
メレンゲの泡って、とっても繊細。
混ぜすぎると、たちまち潰れてしまいます。
それと同じように、子どもにも“触れすぎ”ってあると思うんです。
「なんでできないの?」「こうしなさい」って、つい言いすぎてしまうこと、ありませんか?
でも、それって子どもの小さな“やってみたい”の芽を潰してしまうことも。
「今日はどんなことが楽しかった?」
「どれが自分でできたかな?」
そんなふうに、子どもの心の泡を大切に守る“やさしい混ぜ方”を意識してみたいですね。
3. 待つ時間があるから、ふわふわに仕上がる
ケーキって、焼いている間は何もできない。
でもその“じっと待つ時間”があるからこそ、ふわっと仕上がるんです。
子育ても、まったく同じ。
「早くできるようになってほしい」
「まだ○○できないの?」
そんな焦りが顔を出すこと、私もたくさんあります。
でも、待ってあげること。
できる日までそばで見守ってあげること。
それが、「できた!」という子どもの自信に繋がっていく。
“待つ”って、じつは愛情そのものなんですよね。
4. 焼きあがった後の“冷ます時間”も、心には必要
シフォンケーキって、焼けたらすぐに型から外しちゃダメなんです。
逆さにして冷まさないと、しぼんでしまう。
子どもの心も、これと同じ。
とくにイヤイヤ期の3歳児。感情が爆発すること、日常茶飯事です。
そんなとき、「なんでそんなこと言うの!」と叱る前に、
少しだけ“冷ます時間”をつくる。
「いまは、ちょっと一緒に深呼吸しようか」
そうやって寄り添うと、子どもは落ち着きを取り戻し、
「あ、ちゃんと気持ちをわかってくれてるんだ」って、安心してくれるんです。
【まとめ】シフォンケーキと子育ての共通点は、“ふわっと包むやさしさ”。
ふんわり焼きあがるシフォンケーキには、
温度、混ぜ方、待つこと、冷ますこと――
どれも欠かせない工程があります。
そして、それは子育ても同じ。
• ママの心の温度が、子どもの安心感をつくる
• 口出ししすぎず、やさしく寄り添うことで、自発性が育つ
• 焦らず待つことが、子どもの自信を育てる
• 感情の冷まし方が、心のしなやかさを育てる
子育てって、つい力が入ってしまうけど、
“ふわっと包む優しさ”を忘れずにいたいですね。
今日も読んでくれてありがとう。
また、ゆるりとお話ししましょうね*