きのう㋄㏯は「旅の日」
1689年㋄㏯に松尾芭蕉が弟子の河合曾良とともに奥の細道への旅に出発したことが由来です・・・
旅に出るならどこへ行きたい?
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石川県鳳珠郡穴水町の穴水駅と同県珠洲市の蛸島駅を結んでいた全区間(61.0 km)能登半島を走る国鉄再建法により第3次特定地方交通線に選定された能登線を引き受けるために石川県などが出資した、、1988年に開業の第三セクターの鉄道です
のと鉄道転換後に列車の運転頻度を向上させた結果、「能登有料道路」と競合のなか収支はほぼ均衡を保ち
転換交付金を積み立てた基金で営業損失を補填した結果、開業後3年間黒字を計上した
苦労の末の黒字でしたが…1991年にJR七尾線の末端部を引き受けると七尾線の赤字解消のため運賃の値上げ列車も減便により利用客が減少、2005年4月1日で廃止になりました
1998年~1999年に全国の鉄道路線乗りつくしの際に2回乗りました・・・
風景の変化に乏しいJRに比べ山深い場所や海沿いを走るダイナミックな路線です
帰りは珠洲駅から七尾駅まで急行のと恋路号に乗車
室内は床面より15cm高いハイデッカー仕様で、側窓にカーブドガラスを用い、車内デッキ寄りには海側に面してソファを配し
波打ち際を走る区間では強風のため波しぶきがバンバン掛かり迫力がありました
廃止になるまえに、再度乗りに行けばよかったなぁ~って今さら後悔
旅の日という事で
千葉県のアーバンパークラインの駅で乗り降りしました
東武ア-バンパ-クライン②
野田線(のだせん)は、埼玉県さいたま市大宮区の大宮駅から
千葉県の柏駅でスイッチバックして同県船橋市の船橋駅を路線距離 62.7 kmで結ぶ東武鉄道の鉄道路線である
東武アーバンパークライン(英語: TOBU URBAN PARK Line)という愛称が付けられています
残念なことに利用客の減少を理由に輸送量を減らす事になりました
今回めぐるのは柏駅から北側の千葉県内の11駅です
JR常磐線との接続するターミナルの柏駅から3駅目は
流山市にある初石(はついし)駅です
線路西側のホームにだけ改札口があります
江戸時代に新しく開墾された農村地帯であったために、この辺一帯は「青田新田」・「初石新田」と呼ばれていたようです
2005年(平成17年)に開業した隣駅「流山おおたかの森駅」から2キロ弱の距離のため
リソースを奪われ高速バスや東武バスも駅前から撤退
急行も通過する駅になり利用客は減少傾向が続いています
柏方面ホームに3番線がりましたが…廃止
今は東側からも利用できるように橋上駅舎化・自由通路新設の工事が行われているようです
江戸川台駅
列車は住宅地を南東に進み常磐自動車道をアンダークロスして駅に到着
万葉時代に「葛飾野」と詠(よ)まれた緑の木々の美しい平地林でした
少し前まで流山市の駅の中では一番の栄えた駅前でした
エモいアーチの商店街、でも昼過ぎでもシャッターが閉まったテンポばかり
東口にも西口にも京成バス、東武バスが発着するロータリーが整備
流山おおたかの森駅が出来てから利用者も減り衰退
追い打ちをかけるように急行の通過駅となり
データイムの運転間隔も14分も空くことになり
シャッターが閉まった商店街が拡がる寂れた街になりました
駅舎の横には今どき珍しい連絡地下道
徒歩なら橋上駅舎でエレベータ―とエスカレータ-があります
再び駅舎に戻ってICカードにチャージ
運河駅へ
乗った電車は次の駅が終点です
車内はガラガラ
次の駅まで千葉県内の複線区間が終わります
駅手前から徐行
この先は運河があるので複線分の橋がかけられず・・・
データイム10分おきにしか電車が先には行けません
後続の急行との緩急接続は階段で昇り降りしないといけません
2013年に新設された煉瓦風タイルの橋上駅舎
エレベータ塔の上部に異世界ファンタジーの街を感じるのは負け犬だけでしょうか
対岸にある東京理科大学のキャンパスまでは歩きでアクセスのため遊歩道があります
歩道のふれあい橋はアーチ部材と補剛桁の間に斜めに張ったケーブルを配置した「ニールセン・ローゼ橋」
駅名の元になった利根運河は、利根川と江戸川をつなぐ(人工河川)
全長は約8.5キロメートルの千葉県柏市、流山市、野田市を流れる運河です
利根川流域から江戸川が分岐する関宿を貨物を載せた蒸気船で経由するさいネックとなる浅瀬を回避するため
内陸水運の民間の会社が作られたようですが
台風による水害で近隣の村が水没したため多額の損害賠償のため無くなりました
物資を江戸(東京)まで運ぶ交通手段として、江戸時代から明治時代にかけて東京・茨城・千葉を結ぶ要路として
船舶の往来が盛んに行なわれたところです
運河を越えると野田市
今ではアーバンパークラインの複線化に大きな障害となってるのは皮肉なことです
橋の名前はそのまんま「東武野田線運河橋梁」
つづく
旅行中に食べたのは
板チョコに牛乳ホイップの挟んだパン
香ばしいパンは、ふわふわ。スパッと歯切れのよいパン
ホイップは、とろとろ。クリーミィな油脂感
板チョコは、やわらかく、ほろ苦いアッサリめのチョコ
BL○Gを読んでくれてありがと