🌈アニメ『ハルチカ ~ハルタとチカは青春する~』を観ました
カドカワのライトノベルが原作の2016年冬期に全12話アニメ化された作品です
タイトル『ハルチカ』から新宿ハルクのハル☆チカ地下食堂街で「アオハル」する物語だと思ってましたが違ってましたね
主に舞台になるのは元国鉄清水港線の沿線にある高校
かつて東海道本線の支線として造られ、
清水駅から分岐して清水港を通り抜け半島をぐるっと一周して
世界遺産の美保の松原に近い三保駅までを結んでいた8.3kmの国鉄ローカル線です
今なら清水駅前から三保までショートカットで20分で結ぶ水上バスも競合してるため観光客の利用も期待できず
🚂🚃旅客列車は乗客は儲からない通学定期のみの需要しかなかったので
🍫チョコレート色の客車列車にJK詰め込んで朝8時に三保行き、三保駅発16時14分の1日1往復走るだけの路線でした
残念ながら1984年4月に廃止となりましたが、。乗ってみたかったですね
今でも廃線跡の一部は『遊歩道』となっていて第一話の帰宅シーンで登場してます
(※番組公式サイトから引用)
廃部の危機にある、4人しかいない吹奏楽部
吹奏楽未経験の新入生穂村千夏(チカ)が入部すると
男性教師に恋愛中の幼なじみハルタと出会うころからアニメが始まります
アニメーション制作は『花咲くいろは』のP.A.WORKS
『ハルチカ』で1番気になったのは序盤のキャラクターの動きの不自然さです
1話の冒頭でチカの『くしゃみ』が声の演技とリアクションが小さく嘘っぽいです
これなら花粉症だって設定を盛りまない方が良いくらいです
その後でも3ⅮCGが上手く使いこなせてなく、中盤になると気にならないくらいに改善
CGの制作が締め切りに間に合わなかったのでしょうか
📯吹奏楽部のアニメといえばハルチカの半年前に1期が放送された
京都アニメーションの名作『響けユーフォニアム』が有名ですね
しかし本篇のメインは吹奏楽ではなく学校で起こる様々な謎を解き明かしていく学園日常ミステリーです。
学園日常ミステリーといえば、京都アニメーションの名作『氷菓』が有名で、
ついつい比べてしまいます
1話完結のミステリーは10分くらいで起承転結があり手軽に毎回楽しめたのですが
吹奏楽部なのに演劇部と演劇対決なんかしてるし
リハサボって・・・迷子の犬の持ち主を見つける推理『大岡裁き』をやってたり
あんまり真面目に吹奏楽にひた向きに取り組む気は無いのでしょうかねぇ
そう思ってたら謎を解いていくたびに吹奏楽部の仲間が増えていって、
最初5人だった部員が最後には大きなコンクールに出場に・・・
全12話では話数的にも足りないからか吹奏楽部として成長していく過程の描写が少ないのが物足りなさを感じます
最終回12話はチカとハルタで大好きな先生をストーキング
静鉄電車に乗りJR東海道線に乗り換えますが・・・
静岡名物ロングシート地獄を描きたくなかったのか
2007年に運用を終えた113系電車のボックスシートが登場
『花咲くいろは』ではディーゼル気動車の描写は良かったP.A.WORKS
今どきの日常アニメにしては電車の再現が下手でした
大きな吹奏楽コンクールに出場するものの実際に演奏してるシーンは少ないです
映像ダイジェストやエンドロールを無理やり前倒して一番クライマックスシ―ンを誤魔化しました
CG作画や描写の悪さを抜きにしても
結果的に吹奏楽は『響けユーフォニアム』に劣り
ヒロインの魅力は『氷菓』の千反田えるに劣り
列車の再現は『花咲くいろは』に劣る迷作アニメでした
あいかわらず武漢ウイルス感染の拡大の影響で外出を控えてる毎日です・・・
🌈旅行どころか買い物にも出かけられず
家で漫画やライトノベルやアニメを観るだけの毎日になりそうです
最近美味しかったのは
ノンフライの『ほろほろ焼甘口せんべい』
お煎餅の表面にひびを入れながら焼きあげたサクサク食感が特徴です
ごちそうさまでした
今ひとつだったのは『レモンのババロア🍋』
表面をゼリーっぽくこだわったけど全然甘くなくて失敗
ジャムをつけて頂きました
ブログを読んでくれてあリがと~