赤いロマンスカーに乗って今年も登山電車に乗りに箱根へ行ってきました~♪

箱根登山鉄道は、神奈川県の小田原駅を起点とし、箱根町の強羅駅までを結ぶ路線距離15.0 kmの鉄道路線です。

 

名前に「登山鉄道」とも呼ばれる通り。最急80‰(パーミル)という、ラックレールやケーブルに頼らない粘着式の鉄道としては日本最急の勾配が存在します

 

線路幅が1,435 mmになる箱根湯本えきからベルニナ号に乗り換え標高153mにある塔ノ沢駅へ

 

 

塔ノ沢駅は登山鉄道の鉄道線では唯一の駅員さんが終日いない駅です、

強羅行きホーム横の駅舎内部は閉鎖されています。

構内はトンネルに挟まれており、かつてはホームの小田原方に構内横断踏切があったが、3両編成化の際にホーム延長のため、小田原方のトンネルの上を階段で渡る形態になりました

 

10分ほど待つと、この夏に廃車になるモハ1形電車103号ー107号の2両がやってきました

モハ1形電車は湯本駅(当時)と強羅駅を結ぶ鉄道線を開業させた1919年(大正8年)に、

アメリカ製の電装品や台車などを使用して7両が製造された車両です

 

湯本から折り返して来たので強羅行きに乗車

 

塔ノ沢えきには券売機がなかったので切符は車掌さんから車内補充券で購入

途中の【出山信号場】でスイッチバックとなりベルニナ号と交換

 

標高222mにある信号場では先ほど渡った鉄橋が眼下に見えます

 

 

☂天気悪かったので車内はインバウンド旅行者だけでした

 

 

次の大平下駅で下車

 

 

 

標高337mにある大平台駅も行き止まりの線路のスイッチバック駅です

 

 

アレグラ号と交換して出発

 

帰りはグリーン塗装のモハ2形電車に乗りました

 

モハ2形は、1927年に日本製の電装品や台車などを装備して製造された車両です

箱根湯本-強羅間開業100周年記念企画第1弾として、

 モハ2形(109号車)のカラーリングを会社創立時(昭和初期)の 塗装(濃緑色)に変更して運行してます

 

かなりアンティークな車両で冷房装置が搭載出来ないため

海外からの旅行者へのサービス向上のため数年後に新型電車に置き換えスクラップになる予定です

 

 

後ろは金太郎塗り(小田急SE車復刻塗装)の108号車です

 

 

 

箱根湯本駅に到着して給水作業が始まる

 

 

 

乗ってた電車は降車専用の4番ホームに到着し回送のサボ板に交換

 

 

 

 

かび臭い小田急の車両に乗りたくないので

 

新しくなった駅舎の箱根板橋駅で降り

 

 

歩いて海を眺め早川駅からJRで帰りました