K君とは仕事帰りに映画に行ったり
カラオケに行ったり

休みの日はショッピングに2人で出かけた

元アパレルのわたしと
服装に無頓着なK君

「体型的に…うーんこれとこれ」
「マジっすか…あ、イイっすね…」
「姉さんに任しとけ!!」

K君のコーディネートをしたり

2人でお揃いのライダースジャケットとスポーツ系のアウターを買ったり

2月の末のK君の誕生日当日には2人で
ご飯を食べに行って

会社の人とお母さんへの
ホワイトデーのプレゼントは2人で選びに行き

「なんか欲しいものあります?」

「形に残る物が欲しい!」と

ねだって
ピアスを選んでもらって
お返しとしてもらったり


まるで
恋人同士のような2人

でも
年の差がありすぎるしなぁ
彼氏って感じではないよな…
大切だとは思うけど恋ではないよな
トキメキって感じじゃないし

K君もわたしのこと女として見てないだろうしな

そう思っていた



3月11日
この日わたしは夜飲み会に行く約束をしていた
そこには告白以来なにも反応がなかったY君も来る

この日、わたしもK君も休みで
朝から健康的にバドミントンをしに行き
日帰り温泉に行って

飲み会はK君が送り迎えしてくれることになった
(K君は参加しないけど)

温泉の後
わたしの部屋に初めてK君を招き入れたが

特に何もなく
せっせとわたしは化粧をして
そのあいだK君はワンピースを見ていた

「すっぴんの方が可愛いっすよ」

サラッとそんなことを言うなんとも
生意気なK君www

「うっせ!必死なんじゃ」
反論するわたし

いつものじゃれ合いをして

K君に送ってもらった