先日、父が亡くなりました。

末期ガンで、宣告から1年持ちませんでした。

以前から持病を患っていた父は、1か月に一度は病院へ行き、検査も時々受けてました。

でも、ガンは手の施しようが無くなるまで、発見されませんでした。

せめてもの救いは、無くなる一週間前までは、自分で起きて動けていたので、

好きな物を食べる事が出来た、自宅で母み看取られた、という事です。


娘の脱臼が発見されるのに、かなりの時間がかかったんですが、

父のガンが発見されるのも、かなりの時間がかかったんです。


どちらも、大きな病院へ通っており、それぞれに症状は出ていたのに、

発見出来なかったのは、医師の認識不足とも取れますが、

やはり、病院の診察に対する対応の違いが大きいと思いました。


娘の脱臼を発見したのは、違う専門的な病院でした。

父の病気を発見したのは、同じ病院でしたが、

母の訴えをきちんと聞いて、めんどくさい検査をやっとしてくれた事でした。


病気にかかった時に、きちんと症状を訴える事の大切さと、

病院を選ぶ事の大切さを改めて感じました。



父が亡くなって、なんだか実感を持てず、涙が出来ません。

仲の良い親子では有りませんでした。

悪くも無かったんですが、父と過ごした時間は短かった様に思います。

大抵はそうだと思いますが。

親孝行はしてあげる事が出来なかったなぁと、後悔してます。



せめて、心配をかける事の無い様に、がんばって生きようと思います。