娘は、胎児仮死で生まれて、脳質周囲白質軟化症になりました。

「麻痺が出ると思います。言語障害も出ると思います。」と言われました。

現在、そのとうりになってます。

知的障害も少しあるようです。

でも、それ以上にびっくりしたのが、脱臼でした。

赤ちゃんの時には、脱臼の検査がありましたが、一度だけ。

その後も、脱臼の危険性があるとは知らされず・・・。

4歳の時、別の病院にリハビリに行くようになり、脱臼している事を知らされました。

股関節脱臼。

両方とも。

「かなり長い間ですよ、お母さん、どうしてほっといたんですか?」

と言われ、ビックリしました。

地元の主治医の所へは、風邪や病気で月に一度は行き、定期健診もきちんと受けてましたし、

地元のリハビリ施設へも、週に一度、多くて二度通ってました。


でも、誰にも指摘されなかった。

定期健診の時も、触診だけだった。



怖かったです。

田舎に住んでいる事。

満足な医療を受けられない事。

情報を交換する場が無い事。


当時、別の病院へリハビリに行く事になったきっかけは、

新しく入られた理学療法の先生でした。

「ここ(市町村)おかしいですよ。別の病院に通ってみませんか?」

と紹介して頂いたおかげで、両足の脱臼が分かりました。

あの時、あの先生にきっかけを貰わなかったら、

今でもきっと、無駄なリハビリを続けて、脱臼を知らずに居たでしょう。

若い先生でした。

お辞めになられてしまい、お礼を言う事も出来ずに居ますが、

本当に感謝しています。


通っている病院には、同じ病気の子供達が多く居ます。

脱臼の手術を受けた子、まだの子、予防している子。

やっぱり、なりやすい症状なんだな、と分かりましたが、

母子手帳のようなリーフレットが欲しかったな、と思いました。

多くない病気。

怖いです。


上の子は、川崎病です。

またの機会に書こうと思います。