前回の続きです。^^

 

「うちら、これから昼飯食べに行くん

ですが、よかったら一緒にどうですか?」

と誘われました。

 

一緒にテニスをした仲間であれば、

昼食を食べにいくくらい普通なの

ですが、私はアンスコなしの

テニスウエアです。

一人で練習(撮影)して、そのまま

車でホテルに戻るつもりだったので

着替えなんてもっていません。

 

「せっかくなんですが、こんな

格好なので・・・。」

と、お断りしようとしました。

 

「えっ!うちらもこのカッコで行くから

大丈夫だよ。」

全く意に介する風がありません。

 

「〇〇ストリートの△△っていう

お店わかる?」

「い、いえ・・・・」

「じゃあ、ついてきてね。

2台ではさんでいくから大丈夫。」

 

一緒の車に乗っていくかとも

誘われましたが、さすがに

ちょっと怖いので自分の車で

行くことにしました。

 

連れていかれたのは、

スポーツバーです。

沢山の大型モニターが

あって、野球やらアメフトやら

がひっきりなしに放映されている

レストランみたいな感じです。

 

まあ、健全そうなところで

安心はしました。

おじさまたちは常連のようで、

6人くらい座れるテーブルを確保し、

私を3人側の真ん中に座らせると

メニューも見ずに飲み物の注文を

始めました。

 

「飲み物はビールでいいかな?」

はじめて来た私に気をつかって

一人のおじさまが聞いてくれました。

 

「い、いえ・・・アルコールはちょっと・・。」

 

アメリカでは日本より酒気帯び運転の

基準が多少緩いため、ビール一杯

程度ならほぼ大丈夫なのですが、

私は、日本人の基準にのっとって

お酒を飲んだら運転しないように

しています。

とりあえずアイスティーを注文しました。

 

おじさまたちは、2~3杯は飲んで

いましたね。

 

「この辺に住んでいるの?」

「いえ、旅行で来ているんです。」

「え、どこから来たの?」

「日本です。」

「そっか、Nishikoriの国だ・・・」

 

最初は、そんなたわいない話を

していたのが、酔いも少しずつ

まわってきたのか段々話の内容が・・・

 

「かわいいウエアだね。いつも

そんな感じでプレーしてるの?」

みたいに私のウエアの話とかに

なり、たまに、隣にすわっていた

おじさんの手が私の膝をなでる

ようになったんです。

 

「あれっ、ヤバいかも・・・。」

 

4人のおじさまのうち3人は普通に

話しているだけなのですが、

私の隣に座ったおじさまだけは、

自然をよそおいながらも私の太ももを

さすったりしはじめたんです。

 

それも、最初のうちは膝に近い

ところだったのが、少しずつ

上に上がってきて・・・。

邪険に手を振り払うわけにもいかず

私は少し腰を後ろに引いたりして

ちょっとだけ抵抗の意思を

みせようとしていました。

 

他の3人も気づいているはずなのですが、

特に何するわけでもなく話を振って

きます。

このままだと変な気分になってしまい

そうだし、アイスティーをおかわりした

ために、おしっこもしたくなってきて、

 

「スミマセン・・・・ちょっとお手洗いに・・・」

と席を立ちました。

 

次回へ続きます。