まだちょっぴり暑いけど
秋の香りの風が吹くように
なってきましたね。

肌にそっと吹く涼しい風が心地よくて

でも、 
夏が過ぎてしまう寂しさもあったり

そんなわがままに幸せな季節。


皆さんは
どんな夏を過ごされましたか。

一言で表すとどんな夏だったのかも皆さんから聞きたいな♡

私の夏は一言でいうと

もちろん

"Beautiful"

でした。

7/26-8/26の1ヶ月間
出演させていただいた
「Beautiful」

そしてその1週間後に
出演させていただいた
「HIBARI」

最高の作品との出会いが2017年の夏を
Colorfulにそして"Beautiful"に
彩ってくれました。

うん。最高の夏だったな。


そして、
今までで一番と言ってもいいほど
駆け足で過ぎて行ったこの2ヶ月。
パッと振り返ることができないほど
濃厚でそのスピードに
ついていくのに必死でしたが

今朝ようやく心を落ち着けて
お気に入りの紅茶を飲みながら
ブログを書いています。

少し時間が経ってしまいましたが
懐かしいな(^-^)なんて思いながら
皆さん、少しだけ一緒に読んでいただけたら嬉しいです。


「Beautiful」
なぜこのタイトルだったのか。
その意味が作品と向き合えば向き合うほどしっくりきたのでした。

「美しい瞬間」
それはこの作品を通して
お客様と笑顔や涙を共有できたあの瞬間であり、舞台に立っているあの瞬間であったり…
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芝居をしながら
心が沢山動いた瞬間でも
ありました。
どれも日常では味わえない特別な
瞬間ばかりでした。
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だけど
それだけではありませんでした。

「Beautiful」が出会わせてくれたのは

「特別な瞬間/特別なもの」
というよりも
「日常の中に潜む美しさへの気づき」
でした。

何年経っても色褪せず私たちの心を
励まし続けてくれる
キャロル・キングの音楽や歌詞は

日常では味わえない
特別な瞬間を歌ったものではなく

日常だからこそ味わえて
気づかなければ
生まれては消えていく
とっても自然で
とってもリアルな

心の声たち

それこそが
何よりも美しい
ということ。

当たり前に存在してくれている
日常の美しさ

に気づかせてくれたのが
この作品からのプレゼントでした。

例えばそれは
みんなで汗を流しあった時間で
あったり
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仲間が生まれてきてくれた日を
「おめでとう!!」
ってお祝いできた時間だったり
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みんなのSoulfulなハーモニーが
一つにブレンドされた瞬間であったり
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本番前
劇場スタッフの方達が
「いってらっしゃい!」
「頑張って下さい」
とエレベーター前でパワーを下さる
瞬間であったり

毎朝楽屋を綺麗にしてくださる
劇場スタッフさんの優しさであったり
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ロコモーションの時に
舞台裏のスタッフさんたちが
気づくとリズムを刻んで思わず
踊ってしまってるのを
見つけちゃった瞬間だったり笑

ドリフターズが毎回
出て行く直前に振りを確認し
みんなで円陣を組む姿を遠くから
見る時間であったり

終演後
今日も最高だったね!と
皆でハイタッチする瞬間だったり
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自分にとって
「はじまりの場所」でもある
帝国劇場の
真ん中に立って
客席を眺める時間だったり
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挙げたらきりがないけれど

日常が何よりも美しく
輝きを生んでいるんだと

教えてもらいました。

キャロル役の
平原綾香さん、水樹奈々さん

の挑戦し続ける背中からも
本当にかけがえない大事なことを沢山
教えてもらいました。
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あーやさんの
歌い出した瞬間に
会場中、いや、舞台裏まで
包み込んでしまう
温かくて力強い歌声を
毎日生で聴けたことが
最高に幸せだった。

マリリンの家を訪れる
シーンでは
涙をぐっとこらえながら
冷静を保ち、優しい笑顔で
「ジェリー、いるの、?」
と目をそらすことなく、尋ねる
姿に何度も胸が苦しくなり

ジェリーを家に入れたことを心の底から後悔しました。。笑

素顔のあーやさんも大好きで
「みんな家族なんだよ」って思わせてくださるあったかい空気感や
無邪気で少女みたい!と思いきや
惚れてしまうほど男前な所があったり
するところも笑
憧れのお姉さんです。
またいつか共演できますように。

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そして奈々さん

とっても小柄なのにどこから
このエネルギーは湧き出てくるの?!と驚く日々。
本番の後にお仕事に行かれる時も
お仕事から本番に来られる時も
いつだって疲れてる顔なんて見たことない。
誰よりも笑顔で、誰よりも元気。
そしていつもまっすぐに私たちと向き合ってくださる姿に何度も
勇気をもらっていました。

それと
ポニーテール姿にソックスの
水樹さんが可愛すぎて
金髪の女の子でキャロルの前を通り過ぎてジェリーを口説きに行く時、
思わず間違えてキャロルを口説きにいきそうになってしまいました笑

観てくださった方はお分かりかと思いますが、二人ともそれぞれに全く違う
キャロルで本当に素敵でした!

しかし二人に共通していたのは
舞台の上でも
プライベートでも

すごく愛に溢れていて
優しくて誰にでも平等で
それでいて、パワフルで
絶対に誰一人おいていかずに
引っ張っていってくれるところ
でした。

あーやさん、奈々さんをはじめ
このカンパニーのみんなと
出会えたことは最高の宝物です。

今回は正直
かなりもがきました。
打ち明けると
自分の勉強してきたことでは
太刀打ちできない感覚で
新しいものを必要とされていて
それを毎日探していました。
音楽を心から楽しむみんなは
私の師匠でした。
吸収したい!何かを手に入れたい!
という衝動にずっと駆られていました。

「でも思い通りにいかない時
人は何かを見つけるんです。
なにか美しいものを。」

その見つけたなにかを
これからに生かして行くんだ。
そして探し続けるんだと。

思ったのです。

続く。
次は衣装の写真や舞台裏載せますね!