先日、児童館に行ったとき
本棚に展示してある1冊の本に目が留まりました。
この本『しんせつなともだち』
うん!?なんだかこの本、見たことがある!!
相当古い部分の記憶がフィードバックしてきます。
そう、子供の頃、この本が家にあり、よく読んでいたことを思い出しました。
寒くて食べ物が無い時に、半分は自分が食べ、残りの半分は友達にあげようと
持って行ってあげるお話。
うさぎからロバへ、ロバからやぎへとさまざまな動物へ
つながり、最後はうさぎの元にその食べ物が戻ってくるというお話です
タイトルこそすっかり忘れていましたが
独特の色使いの、美しいタッチの絵
動物さんたちの家が、なぜだか超リアルでなぜだか和洋折衷であることから感じる
ちょとした違和感(笑)
そして、物語が伝える優しい気持ち
おそらく当時は4~5歳ぐらいだったのかな。
純粋にそれを感じていた、その記憶までもフィードバックしてきました。
幼いときに読んだこのお話。
私を形成しているものの一部になっていることは間違いない。
本棚を見れば、その人が分かると言われるそうですが
見聞きするもので、人格は形成されていくのかもしれません。
特に子どものころの記憶は、強烈で。
子どものころに、ちゃんとした絵が描かれた、上質な本を読むように・・
という童話館出版さんのおっしゃることは間違いないように思います。
ガゼン、息子くんに絵本を読んであげる気が湧いてきた!!
張り切って読むものの・・