死産のお話になります。
2/25日曜日は長男の二分の一成人式だった。
お守りに大事な本を数冊もって
読みたい方だけお進み下さい。
いのちをありがとう①はこちら→☆
続きです。
2/24土曜日
2/25日曜日
何もする気力がわかず
ほぼ横になる
子どもたちは昼間は実家に預かってもらって
眠れればいいけど
眠れないから
やっぱり携帯で検索
心拍停止からの
動いた記録とかないかなーとか
ウトウトして
目が覚めるたびに
夢？
違う
机に乗ってる入院の書類や
腕にある採血のあとを見て現実を突きつけられる
赤ちゃんを感じようと思っても
感じられない。
こころなしか
お腹も小さくなっていってるような？
どうしても
自然とお腹を撫でてしまう。
１人でいると
涙が出ることも。
11月には胎内記憶教育を学んだ１期生のうち
3人の妊婦が赤ちゃん連れて集まる予定だったのに
私は出来ないんだと思うと
涙が止まらなくなる
のんちゃんがいてくれて良かった
のんちゃんがいなかったら
もっともっと辛くて悲しくて
どうしようもなかったかもしれない
この子は妊娠中から
すごい役目をもって生まれてきてくれた子
お腹の中の赤ちゃんは
のんちゃんとの繋がりを凄く感じてたから
名前ものんちゃんの名前を使って決めた。
なかなか寝ないおてんば娘だけど
申し訳なかったけど
行けなかった。
手作り羊羹を作ってきてくれた
お手紙もくれた
学校で私と旦那さんが書いたお手紙を真剣に読んでたらしい。
とってもとっても優しい長男。
最後にお腹の写真を
長男がくれた羊羹を食べて２／２６の月曜日
病院へ向かいました。
あとは
入院中時間があるから
雑誌やら本やらを準備して
いざ入院。
私はお産をしにきた
本当にそういう感覚で入院しました。
午前中に入院して子宮口を広げる処置
ブログで痛いって見てたから
ちょっと怖かったけど
まだ我慢できる痛さ
胎内記憶教育を一緒に学んだ助産師ののりちゃん
私の担当になってくれて
会った瞬間、泣いてしまいましたが
もう1人の担当の助産師さんも
凄く寄り添ってくださって
お部屋で色んなお話したり
何だか
思ったよりも穏やかに過ごせている自分に
ちょっと驚く。
ただやっぱり書類とかで
『子宮内胎児死亡』とかっていう文字を見てしまうと…
あっ
そうだよね。
そうだったって思いもあった。
お産をしにきた
そうは思っていても
普通とは違う
泣き声がないお産
残せるものは残したい
一緒にいられる間に出来ることはしたい
息子たちにも会わせてあげたい
産んだ後どうしたいかの想いも伝えて
あとは
子宮口が開いて
陣痛がきて
お産に進むのみ
きっと色んな感情が
まだまだ入り交じるのかもしれません。
妊娠出産は
本当に奇跡だということ
そんな中で
今私たちは今日も生きてる
子どもだけじゃなくて
自分自身の命の奇跡も感じています
だから
それを伝えていきたいとも思うし
それをお腹の赤ちゃんが伝えにきてくれたんだとも思う。
ただ、ただ、
こういうこともある
それを知っててほしい
そして
今ある命を
大切に
しっかりと
自分の命もしっかり
感じて生きていきたいし
生きていってほしい
それを
教えてくれるために来てくれたんだろうな。
こうなって
色んな人のブログを見て
決して、死産や中期流産が少なくないことを知った。
まだ心臓が動いている赤ちゃんを
自分でお腹の中から出す選択を迫られるお母さんもいた。
これは本当に体験しないと分からないと思う。
本当に自分がその立場になってみて
すごく分かった。
でもその気持ちをわかって欲しいとか
そこに寄り添ってほしいとか
可哀想とか
そんなことよりも
本当にただ、ただ知ってて欲しい
そう思った。
こういうお産もあるってこと
妊娠して出産する
当たり前のように感じてることが
実は凄いことだということ
そしてその奇跡の連続で
私たちは今生きてるということ
だから
自分を誰かと比べる必要もなければ
卑下する必要もないこと
だって
今生きてるってだけで凄いことなんだから。