ミュージカル「ファンタスティックス」、本日無事に大千秋楽を迎えました!
東京千秋楽は泣いてしまったけど、今日は笑顔で終われたよ

このファンタは、念願の作品であると共に、一生の中ですごく大切な宝物になった作品でした。
少人数ながら、みんな違った個性ですごく団結力のあるカンパニー。
歌ってみて、改めて大好きになったナンバー達。
ルイザという、自分自身とあまりにも酷似した女のコ。
全てが本当に愛おしいです。
出来ることならこのまま、まだまだツアーを続けていたかったけど、夢には始まりがあれば終わりがあります。
だから多分、美しいんです。
そして私たちも、そういう職業です。
自分のやらせて頂いている事を、一生懸命愛しながらやりました。
亜門さんに1対1ですごく怒られて、大泣きしたまま帰った日もありました。
カップリングらしさが出せなくて、相手役の田代万里生くんと一生懸命悩みました。
みんなと沢山、ごはんに行きました。
サヤが赤ちゃんだった頃から家族同然だったふんちゃん(モト冬樹さん)と、ミュージカルで、しかも親子役をやれると思いませんでした。
キャストはみんな、以前ご一緒した方ばかりで、こんな楽しくて人見知りしなかった現場はありませんでした。
初めて、お稽古場で自分の弱さを吐露しました。
何年待っても、ルイザを演れる日なんて来ないんだと思っていました。
人生は願う通りにならない事ばかりだけど、時々こういう奇跡が起きてくれるから生きていられます。
本当に本当にどうもありがとうございました!
幸せな秋でした。
神田沙也加は明日からまた、新しいことに向かって頑張ります。
バイバイ、ルイザ。
いつまでもあなたの事が大好きだよ

さやっ。