今日の「ピーターパン」大阪公演で、親友でもある笹本玲奈のピーターは千秋楽でした!
玲奈はプライベートもよく一緒にいる、本当に近い存在だから、その上でこうして一緒にお芝居したり歌ったり出来る事は、奇跡的な事です。
「ウーマン・イン・ホワイト」でマリアンとローラ、「レ・ミゼラブル」ではエポニーヌとコゼットとして共演させてもらって来たけど、今回の「ピーターパン」は、またそのどれとも違う形の関わり方でした。
こんなに面と向かい合ってがっつりお芝居したのも初めてだったし、実はとっても私達らしい関係性の役柄でした。
何が出て来るか解らない、何が起こるか解らない。
玲奈のピーターパンは本当にそんな感じで、充希とはまた違う魅力のある、ピーター像で。
ピーターに必要とされながら、翻弄されるウェンディ。
まさにピーターとウェンディ、2人の関係性は、いつもこんな新鮮な驚きとドキドキに満ちていたんだろうなと思いました。
今この一度しかない20代に、忘れられない歴史と思い出を刻んでくれた機会でした。
1幕の時点で一緒に歌いながらすでに泣きそうだったんだけど、耐えなければ…と思いつつ何とかやりきり、2幕はお別れのシーンでリアルに苦しくなり、カーテンコールではついに号泣。
玲奈よりも。(笑)
あんなに両目から涙をボロボロ零しながら、アガワグを踊ったのは初めてでした。
歌えなかったし、ごめんなさい…。(泣)
玲奈にはまたいつでも逢えるけど、きっとまた数日すれば当たり前の様に逢うけど、ピーターとウェンディとしてはもう逢えないかもしれないね。
幸せだったね。
玲奈が帰りの新幹線の中で、サヤの他愛ない質問に、微笑みながら当たり前のように答えた、
「休みの日?ほとんど、あなたと居ますよ。(笑)」
が、嬉しかった。
親友になってくれて、ありがとうね。
こんな日々をありがとうございました。
さやっ。