blogしばらくお休みしてしまい、すみませんでした~!
安堵感と寂しさで抜け殻の様になり、かつ薔薇サムのお稽古もしているので、ちょっと頭の整理がつくまで待っていました。
なんせ初めてのシングルキャストでの長い公演、ヒロインという立場、ナンバー最多という責任は、私なんかには大きすぎる物だった気がします。
ただ、アマリア・バラッシュという役に出逢って、色々な事が変わりました。
沢山の方にアマリアという役を愛して頂いた実感があったし、だからこそ頑張ろうと思い続けて来られたし、何より彼女の明るいキャラクターが、折れそうになるココロも身体も喉も、何度も引っ張ってくれました。
「あんた、そんな弱気であたしを演るつもり?
そんなんじゃ思いっきり生きられないわよ!」
と、いつもアマリアがサヤを叱咤激励してくれたから、今があります。
今まで沢山の役を演じさせて頂いて来ましたが、彼女は特に「演じている」という感じがない、サヤが「なっている」という不思議な感覚でした。
彼女の言動・行動はサヤのココロと綺麗にリンクして、力みなく自然に生きられていました。
千秋楽のカーテンコールでもお話しましたが、サヤにとってアマリアは自分の一部であり、憧れの女のコです。
喜怒哀楽激しく、素直で一途で、誰より強気なのに時に驚く程弱気なアマリア・バラッシュ。
まさに「女のコ」でしょ?(笑)
彼女が大好きです。
そして「SHE LOVES ME」が、少しでも皆さんのココロに残れたミュージカルになれたのなら幸いです。
それと同時に、支えて下さったキャスト・スタッフ皆さんにココロからの感謝を捧げます。
この素晴らしい日々を下さった東宝様にも。
そして、劇場に足を運んで下さったお客様にも。
本当に本当に、どうもありがとうございました!!
これからしばらくは、新しくポニー・デ・ブライボンという女のコを生きていきます。
ポニーもなかなか捕まえるのが難しそうな、おてんばな女のコですが、私の身体と頭とココロ全部を彼女に預けたいと思います。
皆さん、「薔薇とサムライ」も宜しくお願い致します!
もう一度最後に、どうもありがとうございました!!
さやっ。