「レ・ミゼラブル」2009・前半戦、本日仙台にて、無事に全ての公演を終える事が出来ました!
足を運んで下さった皆様、本当に本当にありがとうございました。
結局最後の公演まで、初日から変わらず緊張しっぱなしでした。(笑)
でも、大すきなレミゼに関わる事が出来た事、かけがえのない人たちに出逢えた事、いつもいつも新鮮な気持ちでいられた事。
キャストの組み合わせでお芝居もナンバーも色や形を変え、もちろんストーリーは変わらないのに、まるでいつも違う感情、想い、違うものを感じているようでした。
自分が出る日そうでない日、お稽古期間、そして憧れを抱いたあの日から、レミゼをいっぱい観てきました。
昔に帝劇で買った、ハイライト・ライブ録音版のCDを何度も何度も聴きながら、いっしょに歌ってきたナンバーを、そのCDの中にいた皆さんと、舞台で歌う事が出来ました。
お稽古しながら場当たりしながら演じながら、周りを見渡すと、いつも憧れ客席から観てきた皆さんがいました。
それだけで何度、胸がいっぱいになった事でしょうか。
「レ・ミゼラブル」の台本を頂いた日、レミゼのイラストのクリアファイルに入った書類を頂いた日、自分の写真と名前が入ったチラシを頂いた日、ローテーションが決まって、表を頂いた日。
楽屋割りから旅のスケジュールブック、「レ・ミゼラブル」と書かれた移動バス、ホテルのキーの封筒、タクシーチケット…
そのすべて、そこに自分が居られている事が常に信じられない想いで、ひとつひとつ嬉しかった。
いつでも、何にでも感動できた日々でした。
変な話、いつ「すべて嘘でした!」と言われても、(仕方ない、夢で当たり前だもの)と感じるだろうな、と思ってきました。
それでいいという意味ではなく、それくらい幸せでした。
本当にありがとうございました。
レミゼはサヤの人生を変えてくれました。
それは本当だから、今ならコゼットの歌うように「夢ではないわ」と力強く思えます。
ひとつ、自分にとって大きな出来事もあって、また健康で舞台に立てる喜び、幸せを噛み締めました。
そのお話はまたゆっくりアップします。
この場をお借りしまして、東宝様、「レ・ミゼラブル」キャスト・スタッフ全ての皆さん、関係者の皆様、こんな新参者にも、暖かい拍手を下さったお客様。
心から感謝の気持ちを申し上げます。
本当に本当に、ありがとうございました!!
このいっぱいになった胸のまま、次の作品でまた何かを学び、なおかつ私にとっての聖地・帝劇での公演に向けて、努力を重ねて精進していきます。
どうもありがとうございました!
さやっ。