あなたのうたは
極端な空がよく似合う
雲ひとつ無いか
川のようにどしゃ降りか
永遠的に箱の中
痛くてたまらない
いつまでたっても
ひとりで仕方ない
そう聞こえて止まない
大笑いも
微笑みも
嘘つきな笑顔も
そのすべてが
どうしてあんなに
哀しかったのだろう
どうしてあんなに
美しかったのだろう
あなたのうたは
あなたの声がよく似合う
あの音たちは
あなたしか選ばない
私はもちろん
誰よりもあなたを願うはず
忘れない日々にくれた
未完成の音こそ
世界一の完成形
うたって
うたって?
お願い
崩れ落ちる程
愛しいうたごえで
さやっ。