自分を探してた
わかる訳もなかった
あの時じゃ
大切なものは
あまりにも狭い世界で
だけどそこで
一生、生きたかった
この声
魔法
見た瞬間、空気は滲んで
動きだした
全てがまるでそうなるべく
生きてきたみたいに
途端、息を飲んで
だんだん、苦しくて
何も出来なくなって
座り込んだ
輝かしい夢だと思った
そう、夢になった
背中あわせで結ばれた糸
向かいあわせで解けてく
人のせいなんかじゃない
目覚めては、いまが存在してる
希望と、少しの諦め抱えて
壊れた痛み
それが癒し
進むもんか
前になんか
頑なに立ち尽くす
景色が遠ざかる
あなたは進む
だから遠くなる
忘れたい
忘れたい
忘れたくない
忘れない
忘れない
忘れていく
さやっ。