本日、無事に「夢のひと」大千秋楽を迎えました!
もちろんいつでもそうなのですが、この作品と出逢えて、サヤはまた新しい刺激をいっぱい受けました。
この「上田千代」という役づくりは、考えない事から始める新しい感覚でした。
あまりにも自分とシンクロし過ぎて、彼女が言っている事でココロを重ねられない部分はひとつも無かった。
これは、まるで鏡と向き合うように、怖い事もあるけれど運命だったように思います。
実際、今回の夢の~は、お話を聞いて惚れ、資料用の初演時DVDを観て惚れ、何度も惚れ直し、恋した作品でした。
WIWとスケジュールが重なっていると分かっていながら、初演の映像を観たら悔しくなってしまったの。
この人物になれるチャンスがあるのに、それを逃す事が。
もしも観客として観に行けた時、他の誰かがこの役を演じているのを観る事が。
ね?恋でしょ?(笑)
各方面、色々な無理が生じると分かっていながら「WIWが昼公演の時は終わったらすぐ、夜公演なら開演前にお稽古に行きます。台詞も同時進行で全部覚えます。やるからにはちゃんとやります、やらせて下さい」と関係者皆さんにお願いして、WIW初日に千代の台詞の方言テープを頂きました。
嬉しかったなぁ。
誰かを愛する事、そんなシンプルかつ全ての源を、身体いっぱいで表現できて幸せでした。
写真の久我山洋一役の升毅さんとは、紫式部~では親子役をやらせて頂き、今回は夫婦役をご一緒させて頂きました。
洋さんは陽だまりみたいに暖かくて、優しくて、頭を撫でてくれる手のぬくもりがいつも安心感をくれました。
上田千代・・のちに久我山千代は、すごく幸せでした。
幸せな人生でした。
升さんとはまた2日後から、紫式部~でご一緒します。
また親子の間柄になる為、2日間で整理をつけなければ・・。
劇中、ちゅーしてる場合じゃないです。(笑)
升さんはじめ共演者の皆様・スタッフ・関係者皆様に、本当に感謝しています!
上田千代と共に神田沙也加、幸せでした。
明日からもまた頑張ります!
最後に、各地で観に来て下さったお客様、ファンの皆様、どうもありがとうございました。
もう一回言いますが、幸せです!(涙)
さやっ。
