この夏、北海道にもいきました。





大きな出来事があり忘れられない旅となりましたので、みなさんにもお話しさせてください。





9月5日。
台風が過ぎ去るかどうかというところでしたが、
ギリギリ東京から千歳空港へ着陸。





台風はまだ北海道を直撃した後ということで、千歳-札幌市街地への電車は運休でした。





バスは長蛇の列でしたが、なんとかお昼頃札幌に到着。快晴でした。








ジンギスカンを食べたかったので、事前に調べたお店、すすきののいただきます。というお店へ!








最高に美味しかったです!
たっぷりラムを堪能し、さぁ、本日の宿泊地小樽市へ向かおうと電車を調べたら、まだ運休....





まぁゆったり行こうと、1時間ほどかけてまたバスに乗り小樽へ。







みたことのある風景。
北海道のガイドブックを見れば大体こと倉庫と運河の写真は載っていますよね爆笑







この日はホテルソニアさんに宿泊しました。
最上階の大きな窓からは虹が....
台風が本当にさっき過ぎ去ったんだなというようなお天気でしたが、とても過ごしやすかったです。






その辺の回転寿司に入ってみよう!と入ったら
なんとも美味しそうなマグロ様たち。
 次の日に海鮮丼を食べる予定だったので、この日は控えめにしておきましたニヤリ










グラス作りも初めて体験しました。
有名なようで他にもたくさんの観光客の方がいらっしゃいました。









そして夜はナイトクルージング....
この風景!!みたことありませんか?
とても楽しいガイドさんと30分?もうすこしかな?
良い時間でした。








夜もふけ、お酒も飲んで眠くなり、
眠りにつきました。








日が変わって9月6日午前3時7分
iPhoneの緊急地震速報より先に、揺れ始めで目が覚め、最上階の為か激しく部屋の中のものや、ガラスが音を立てていることに驚きました。






この先も何があるかわからないため、ツイッターで状況を確認しながら、部屋着を脱ぎ、いつでも逃げられるよう靴と服を着ました。





しばらくして、ホテルのスタッフの方々1部屋1部屋安全確認をしに着てくださいました。






この時から電気、水道、ガス、すべてが不通でした。





とにかく情報を入れようとあらゆるものを駆使して
現状、交通(空、陸、海)、コンビニの状況、人の動向などをチェックしたのを覚えています。





朝、外に出ると、小樽の街はとても静かになっていました。





日本人の私たちでも不安だったので、海外から来た観光客の方はもっと不安だったろうにと思いました。





 

ホテルも電気や水道が不通なので、トイレは2つ隣のホテルのロビーのトイレを解放してくれていました。






コンビニも10時ごろに営業を再開してくださり、生物、要冷蔵以外のものは売ってくれました。






充電器、乾電池、スナック菓子、水、お菓子、缶詰などを買いました。
大量に買っている観光客の方もいらっしゃいましたが、私の見た限り、震災を経験している日本の人たちは、東日本大震災など多くの大きな震災の状況も分かっているためか、ほとんどの方は自分たちが必要な分だけを、譲り合って買っていました。





ここで1つ、停電中のコンビニはレジが使えず、バーコードが読み取れないので、買うものは棚から取るときに値段を写メなどして、店員さんに見せてあげるとお会計がスムーズでした。






後から考えればこの日にタクシーで函館まで行ってしまうのもアリだったなと思います。





しかし、1日様子をみました。



この日帰る予定だった私たちは実質宿無しだったにもかかわらず、ホテルソニアさんのご好意により、お部屋に泊めさせていただきました。本当にありがたかった。ラジオを流してくれて、お水もたくさん用意してくださいました。




私たちは変えれば日常が戻りますが、北海道の皆さんは被災者なのに、親切にしてくださいました、





次の日は、今日、必ず、北海道を出よう!
と目標を立てました。





もちろん電車もバスも不通。
ガス、電気水道も不通。




まずは千歳空港へ行こうと、そちら方面へ行く人全員でタクシーに乗り.50000円かけて千歳空港まで送ってもらいました。割り勘すればそんなに高くない。







しかし、空港について愕然。
みんな同じことを考えますよね。





絶対に空路では帰れないとわかりました。
航空会社のカウンターの列は長蛇どころかもうどこから並べばいいのかも分からない状態。





そんな時、母から言われた一言を思い出しました。




船!!!!





空港のベンチで苫小牧-大洗のフェリーを探し、なんとか予約。






19時発、14時着のフェリーに乗れることになりました。









千歳空港から、さらにタクシーに乗り苫小牧へ





タクシーの運転手さんが、奥様が作ってくれたおにぎりやパンを持っていけ!と分けてくださいました。流石におにぎりは申し訳なさすぎるので、おやつのパンを、ありがたくいただきました。









苫小牧のフェリー乗り場につき、
やっと肩の荷がおりました。
今日の目標は達成できそうです。




もうお土産は買う気にもなれなかったのですが、少しだけ腹ごしらえをして、早めにフェリーに乗り込みました、










フェリーには大浴場が付いていて、2日間顔も歯も体も髪の毛も洗えなかったので、存分に楽しみました。
今まで行ったどんな温泉よりも、お風呂よりも気持ちよかった。






フェリーの個室もとても過ごしやすく、船の揺れが、ゆりかごのようでした。







情報、直感、行動力が大切だとわかったこと、
何かが起こったときにスピード感を持って対応すること、
地震が起きるとこんなにも不便ということ
逆に、日常がこんなにも便利だということ
北海道の皆さんがこんなにも優しいこと





色々な発見がありました。
たくさんの皆様にありがとうございました。





最後に、この地震で亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。また、被災された方、未だ元の生活に戻れずにいらっしゃる方に1日も早く日常が戻りますように。




また近く、北海道へ行って北海道の活性につながるように、観光をしたいと思います。皆さんも是非、北海道へ。いいところ暖かいところですよラブ







最後まで読んでいただきありがとうございました。