バブーンの波にもまれて

びっど・な・じーてりすとう”ぁ（びーえぬじー）を無事更新しました。

びーえぬじーはロシアの永住権です。

永住権といっても以前は5年ごとに更新が必要でしたが

今年から更新は14歳、20歳、45歳を迎えた時のみに変わりました。

わたしは古いびーえぬじーが今年で期限切れなので、今回新しいびーえぬじーへ差し替え。

次回の更新は10年以上先です。やったー

最近リニューアルされたと噂のうふぇめえす（移民局みたいなの）へ赴くと、

相変わらずの大混雑＆阿鼻叫喚。

チケットによる予約システムなど色々と新しくなってはいたものの、

予想を裏切らぬカオスでしたねそうよね、だってここはロシアだもの

わたしの地元のうふぇめえすは大体こんな感じです。

あらゆる手続きには予約が必須で、予約にはチケットが必要です。

チケットはうふえむえす内の機械でのみ取れます。

まずは朝6時頃うふぇめえすへ向かいます。

うふぇめえすの門はまだ閉まっているので、

来た人から順に紙に名前を書いて順番をとっておきます。

朝9時、うふぇめえすの扉が開くと同時に順番を書いた紙は何処ぞへ消し飛び、

前もってとっておいた順番も消滅します。

さあ、ここからは早いもの勝ちです。

屁理屈をこねるもよし、泣き落としもよし、無言で突撃するもよし。

頑張って門前の警備員さんのところへ辿り着いて、堂々と宣言してください。

「わたしの番です！」

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ロシアで暮らすためのビザは、以下の4種類です。

ぱてんと（お仕事したい人向け）

えるべーぺー（２～3年住みたい人向け）

びーえぬじー（永住したい人向け）

ぐらじだんすとう”ぁ（ロシア国籍とりたい人向け）

それぞれビザをとるには

ロシア語、ロシアの歴史、ロシアの法律の三科目の試験を受ける必要があります。

試験内容はどのビザもほぼ同じですが、

たとえばぱてんとでは4割、びーえぬじーでは9割というふうに

ビザによって求められる正答率が異なります。

すべての項目でバランスよく点数を取ることが求められるので、

文法が苦手だから会話で点数稼ごっとみたいな作戦は通用しません

ビザ取得に試験が導入されたのは5年前。

わたしは初期の受験生（？）でした。

当時はつわり真っ只中。

導入されたばかりの試験の情報収集に昼夜駆け回り、

顔面蒼白でゲ○袋を抱えて試験に挑んだのは良き思ひ出です