家を建てる時、「森の中にあるカフェのような家」という浮かれ気味のざっくりとしたコンセプトでお願いしてしまいました。
あれから10年、庭の木は育ち、住宅街にあるただ木の多い普通の家となりました。
うっそうと生い茂る木。夏のある夜、虫もすごい。
春は消毒、夏は芝生の手入れと消毒、水まき、秋はエンドレス落ち葉広い、木の剪定に加え、冬以外はずっと草取りがあります。
エンドレス落ち葉広いがようやく落ち着いた12月
庭に手間暇かけ、ここで何をしたかったのだろう?とふと思うことあります。
道路に面している我が家の庭のフェンスは、風通しがいい、丈夫、見通しもいい防犯的には合格なフェンス。庭も、家の中も外から見えてしまうので、庭でくつろげるわけでもなく、家の中も年中カーテ引きっぱなしで、庭の風景もたいして見れません。
庭は手入れするだけで全然楽しめていないのです。
コストを抑えるためにスカスカフェンスにしてしまったことを大後悔。手がかかりすぎる森みたいな庭なんていらないです。
そんな思いを抱えながら、この先も過ごすくらいなら思い切って変えてみよう。
ようやく、ようやくそんな思いに辿り着きました。
楽しむ庭にリフォームです。
とはいえコストは抑えたいので、フェンスと木の伐採のみお願いすることにします。
続く。