レインボーはインカ帝国の象徴で、雨が降った後の豊穣を現す大事なサインだったそう。6月24日のサンティ・ライミ(太陽の祭り)に向けて、6月に入ると街の色々な所で準備やイベントが始まる。
大聖堂の中は撮影禁止。
インカの城の上に1559年から100年近くかけて建てられる。金ピカの内装。高い天井。たくさんの十字架キリスト像。床から天井までびっしりの壁画。細かい装飾。金色と銀色だらけ。有名なのはクスコ版『最後の晩餐』。中央の晩餐がペルー料理のクイ(テンジクネズミ)の丸焼きで右下のユダの顔はピサロの顔。
入場チケットもこの絵
もう一つ有名なのは、マリア様のマント〜スカートが三角形に広がっている絵で、インカ人が崇拝していた山の形を反骨のインカ芸術家が暗喩してる、征服者の言いなりにならない静かな抵抗。
インカ帝国の金をピサロが大量に収奪して、スペインに持ち帰ったためヨーロッパの金相場が暴落した、とか、この大聖堂の贅を尽くした装飾も元々インカ帝国の富を我が物にしたから、とか、スペイン人めと言う歴史だらけ。
ロマン溢れる気がする大航海時代や、植民地時代、そして現代も、どこの視点で見るかで変わるそれぞれの正義。
外に出て来たら学生達の絵画教室?デッサンコンテスト?
アルマス広場と大聖堂と教会のミニチュア
マチュピチュのミニチュア
Quaricanchaコリカンチャ=太陽の神殿。の上にスペイン人が聖ドミンゴ教会を建てた。土台の石組みはインカ時代のまま
約300年毎にクスコでは地震があって、上部の教会は崩れては再建されてるけど、土台のインカの石組みは全く変わらない!と、クスコ人は誇らしげ。
寺院の中庭
ニャンコ(きっとジャガー)とヘビの焼き物。何か聖なる意味があるのだと思うけど… 妙に可愛い
寺院の中にもインカ時代の石組みが残る
インカ帝国の勢力図。中心がクスコで4色が4つの配下のテリトリー(国?)を現す。
お腹が空いたので定食屋さん的なローカル食堂へ。
前菜、スープ、メインで16ソル。
アボガドサラダ(と言うか切っただけ)
コーンスープ🌽 お野菜ゴロゴロで美味しい
Trout(マス)のフライ
ペルーのご飯美味しい
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