さやちゃんが小学校6年生、H30の9月は台風で関西に大きな影響が出たときです。

 

ウチは停電が4日間続くという試練?がありました。

 

クーラーとアイスノンと扇風機とエアコンマットで

夏をやり過ごすさやちゃんにとって、電気が止まるって大変な事。

 

 

腸ろうゆえ、ポンプのバッテリーも24時間がリミット。

焦りました。赤ちゃん泣き

 

 

ウチの近所の電柱が10本くらい倒れちゃったんですよね。煽り

関空に繋がる橋にタンカーがぶつかったり。

近くなので通りがかりに見ましたが、見事に橋が壊れていましたガーン

 

  

 

 

停電の経験は初めてですが、道を一本隔てた家屋やお店は停電していなかったり

するんですね。

パチンコ屋さんのギラギラ乙女のトキメキしたネオンが妙にシャクに触りました。

・・・私は小さい人間ですので。ショボーン

 

 

(関空に繋がる橋)飛行機

 

 

ウチの停電を救ってくれたのは発電機でした。

 

    (すごく重いのが難点ですが・・・)

 

 

 

 

 

 
 

 

 

購入してから7~8年たっていたもので、カセットガスで発電させるものです。

今は小型のものも増えていますが、ウチのものはまあまあ大きいです。

それを2階から抱えて降りて、お風呂場に設置。筋肉

本来外用なので、音がうるさ過ぎて段ボールで囲ってコードを伸ばしました。

 

 

学校が休校になったので昼はイオンに涼みに行って、

帰宅後は一部屋だけクーラーをかけて さやちゃんの体温上昇を食い止めました。

 

 

お世話になっているデイサービスは停電にならずにいて、

泊まりに来ていいですよ、と声をかけていただいたのが嬉しかったです。目がハート

 

 

お風呂はお湯を沸かして(ガスは大丈夫でした)大きい洗面器に入れて、

水で薄めながら使いました。

 

停電中の灯りは主に懐中電灯ですが、昔よくキャンプで使っていたランタンも活躍してくれました。

あと、ヘッドライトはトイレに行く時やキッチンでも手が塞がる時など

助かりました。

日常的にヘッドライトは使っているので(さやちゃんの歯磨き)探すまでもなく

使用できました。

まあ、キャンプでも似たような用途で使っていましたが・・・。

 

 

 

 

冷凍庫は、開閉しなければ保冷期間はわりとあるそうですが、食べられなくなったら

悔しい?ものから食べました。

あ、ウナギです。おいで

 

 

お米は圧力鍋で炊いて意外と美味しかったのが印象的でした。おにぎり

 

 

能登半島地震で家屋損壊停電に遭われた方も大変だったと思います。

避難所でのストレスも相当ではないでしょうか。

自閉症児を抱えるご家族は、騒いでしまうからと

車中泊を選ばれる方も多いと聞きます。

平穏な日常が早く戻ってくることを願わずにはいられません。

 

 

非常持ち出し袋など用意している家庭も多いと思いますが、必要なものはそれぞれ

違いますよね。

水や食料を備蓄するのは良いとしても、出先で被災する可能性もあります。

 

 

この時の台風被害より前からですが、私がいつも鞄に入れているものは

最低限さやちゃんに必要なものです。

そして、すぐには手に入らない胃ろうのチューブとシリンジです。

 

 

    (いつも鞄に入れていますイエローハート)

 

オムツも水も大切ですが、何かで代用できたり比較的手に入りやすかったりします。

腸ろうから栄養剤を流しているのでポンプが必要ですが、非常時であれば

シリンジを使って手動で流せます。

 

 

なんだか、昔見た地獄絵図みたいです。おばけくん

御馳走が目の前にあるのに、口が針の穴くらいになっている人。

お気の毒です。

まあ、それくらい大切なチューブとシリンジですね。