ふと考えたことをつらつらと。
今まで官能小説らしきものを書いたことがなかった私。
初挑戦の今回、よくよく読み直してみると、最終的なところまでいきついているシーンがほとんどありません。
曽根原との最終的な場面をいつ投入しようかというのが今回のポイントでもあるのですが、それにしてもひっぱるよね?
読者様的にはいつまでこんなことしてんだよッと思うかもしれない。
しれないんだけど。
曽根原の言葉をここで思い出していただきたいと思います。
そう。
『入れるなんて行為は誰であれ、やることは変わらない愚行なんだよ』
というかんじのセリフ。
それがあるがゆえに、彼と主人公はなかなかそういう場面にはなりません。
私もこれ、そう思うんですよね~。
それまでのプロセスをもっと楽しもうよっという考えもあるし、女性はやっぱり時間をかけて愛されたいんじゃないかなという考えもあるし。
男性本位の性ではなく、女性主体の性を……という。
AVでしていることが実際いいわけじゃないし、もっと男性にも女性を理解したうえでパートナーと一つになることを楽しんでいただきたいなーと。
それが罪恋の裏テーマかもな。
この話がカップルとか夫婦の潤滑油になるかはわかりませんが、そうなったらうれしい限り。
そのために素敵な官能小説を書けるようになりたいなーとちょっと思った夜でした。