今ここで、リフォームする訳は。 | さやけん家 ~妖怪獣観察日記~

さやけん家 ~妖怪獣観察日記~

ことげ(2014年生まれ)とまるみ(2016年生まれ)が繰り広げる創造と破壊の記録と日常。
時々ゲーム小話や夫とすっとぼけ妻のやりとり。


何度かちょいちょい描いておりますが、

 

来月から我が家のリフォーム工事が始まります!!

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 ▶︎我が家のリフォーム大作戦!!な記事はこちらから。

 

 

 

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物凄い旧家ということもなく、築30年くらいのおうちですが

祖母が亡くなってから空き家だった期間があったためか老朽化が進んでいました。

家というものは人が住まないと生きていられないんですね。

 

 

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カビだらけの壁を

 

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自分たちで見事なピンクに仕上げたり(赤を購入したはずなのに縫ってみたらピンクに)

 

 

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茶色に変色し、湿気の後が残っていた壁を(とんでもないことになっていた)

壁用ペンキにて数日かけて白く塗ったり

 

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暇を見つけてはDIYで自分たちなりのおしゃれ空間を頑張って作り上げました。

 

我が家のDIYたち

 

 

しかし…

 

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数年前の大型台風により、

前日まで降り続いていた雨の影響と予想外の雨量で排水が追いつかず、

床上浸水してしまった我が家。

 

ちゃんと避難していたので大事には至りませんでしたが、

どこかで

 

 

「うちはまぁ、大丈夫だろう」

 

 

という気持ちがありました。

だって、あの時も、あの時も大丈夫だったし。という過度な自信。

 

 

ところが避難場所から家に戻る途中、近づくに連れてどんどん近所の被害状況を目にして、

 

「この場所は低地とはいえ、二階まで浸かってしまっている…

我が家は大丈夫なのだろうか…」

 

と、不安が募ります。

 

 

 

車がありえないところに落ちてしまっていたり、

着の身着のまま、平日だというのに道にはたくさんの人。

家の中に入り込んだ水やごみを掃きだしている人…

ありとあらゆる場所に、家具や家財が運び出されていました。

 

 

 

そして我が家に到着。

実際に完全に浸かってしまったらしい我が家を見たときは絶望に近い気持ちになりました。

 

近所の田畑から流れ込んだ数々のごみが庭でせき止められていました。

 

 

 

 

 

 

まずは玄関のドアをあけてみると、

きちんと揃えておいてあった靴やスリッパが散乱。

波打ったよれよれになった床板。

 

 

 

こんなの…どこをどうしてこれから暮らしていけばいいの…

 

 

一瞬目に涙がグワッとたまりそうになったけれど、

私も人の親。落ち込んではいられないとすぐに気持ちを切り替えました。

 

 

家に入りたがるこどもたちに、なんとか車で待つように伝えながら、

とりあえず職場に「こういった状況だから当面出社は難しい」と連絡。

 

そしてお互いの実家に連絡して助けてもらうことにしました。

 

(家の修復が完了するまでの間、私の実家に住まわせてもらいました)

 

 

 

家具家財の被害は、

幼児を子育てしているため床にものをあまり置いていなかったこともあり割と少なく済みましたが

 

置いてけぼりになっていた夫の車が完全に故障。

クーラーの室外機が浸水にあい故障。

 

もちろん電気もつかず、

一番驚いたのは風呂釜が浮いていたこと!

 

 

(笑っちゃいけないけどちょっと笑いました)

 

 

床上浸水したら、お風呂ってこんなになっちゃうの!?

と驚きました。(上から押さえたら元に戻ったけれど)

 

 

 

 

一度浸水した家は修復なくしては元には戻らず、その後数々の歪が生じたのか、

消毒し一見きれいにしたはずの家の隅々から虫やなめくじが侵入するようになり

 

虫嫌いの私には当面厳しい生活が続きました。

(関係ないですが翌年はセミの鳴き声が少なかった気がします。)

 

 

 

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当初は

「こどもたちが大きくなって、物を大切にすることを覚えたら、建て替えようね」

と考えていたのですが、

 

色々なタイミングもありこの度、早めに執り行うことに。

 

 

当初は建て替えの予定でしたが、

様々な場所で相見積りを取ったり、話を進めるにつれて

色々と親切に教えてくださるとても良い建築士や営業さんと出会い

 

この度「スケルトンリフォーム」というフルリフォームを進めることとなりました。

※家の骨組みだけを残して解体し、すでにある柱を活かしながら、まったく違う間取りの家を作ります。

 

 

 

 

骨組みだけを残して完全に解体してしまうため、

完成するまでの数ヶ月は仮住まいにて生活し

数々の準備に追われることとなるのでした(現在進行形)

 

 

 

おっとこの記事の最後に一番言いたかったことを忘れていたぞ。

 

 

「備えあれば憂いなし!」

 

 

 

皆、自分の身に降りかかるまではどうしても他人事として見てしまいがちです。

 

私自身、どこかで台風の威力を舐めていましたし、

どこかで、「自分にはそんなことは起こらない」と信じていた気がします。

 

 

自然災害はいつ起こるかわかりません。

いつ何が起きても大丈夫なように。なんて実際は多分不可能です。

 

 

ですが台風さんは親切に、結構わかりやすく近づいてくれます。

規模の大きさ、雨や風の強さなんかも数値ではっきりと。

もちろん数字の大きさだけで測ってはいけません。前後の気候も結構重要になってきます。

 

 

どうせ大したことはないだろう。なんて思わずに

 

取り越し苦労でいいので、ちゃんと避難して、

大切なものはいざというときに守れるようにしておきたいですね!

 

 

我が家のここでの失敗は、

 

●夫の車を高台に逃がしておかなかったこと(結果完全に故障し買い替えることに)

●クッションやカーペットなどを高い場所に上げておかなかったこと(布製品で床においてあったものは全てごみに)

 

他は対策していてもどうにもならなかったと思うので、仕方ないかなと思いますが、

このとき教えてもらったのは

 

●避難する際はブレーカーを落としておく。

●クーラーのコンセントをはずしておく(クーラーの故障を防げるそうです)

●風呂釜に水を張っておく(まずこれで風呂釜が浮くことはないし、災害用水としても重宝します)

 

こういった知識は元々多少はあったのですが、

どうしても甘く見てしまっていました(だってブレーカー落とすと冷蔵庫の中身が死ぬしな。なんて思ったりして…)

 

 

他人事のうちに、自分たちの身に降りかかったときのことを想像するのはとても有意義です。

今日から対策、はじめてみませんか!(なんてね!)

 

 

因みに皆様、我が家の数々のゲーム機がどうなったのか気になったはず…

(そんなことない?まあ聞いてよ)

 

 

実はゲーム機は全て、ひとつ残らず無事でした!!

 

 

暴れん坊幼児を育てていますもの。

手の届くところになどおきませんし、配線がごちゃごちゃしたりホコリがたまったりするのを嫌う私ですので、

綺麗にまとめて床にはつかないようにしていたんですよね。

ほんと自分偉い。

 

 

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