【解説】

 旧約聖書のヤコブの話をヒントに、悪夢と現実の間で翻弄されていくベトナム帰りの男の奇妙な体験を描いたサスペンス・スリラー。ニューヨークの郵便局員であるジェイコブは最近夢と現実の区別がつかなくなるほど奇妙な出来事に遭遇していた。疾走する地下鉄に乗る得体の知れない人々。掛かりつけの医者の死亡。自分を轢き殺そうとした車に乗る異様な人物。そしてベトナムの悪夢や幻覚までもが見え始め……。そんな時、ベトナム時代の戦友から電話がかかってくる……。

 

【感想】

去年から中古ショップに置いてあるのを知っていたのだが、BDなのでさほどお安くなっていなかった。

かなり長い事「欲しいな~、でもちょっとだけお高いな~(-"-;)」と迷いまくっていた。

ただカルト・ムービーとしてけっこう有名な割に(だからこそ?)地上波は勿論、ネット配信にも乗って来ない作品だ。

そういった性質上、廉価版はこの先どれだけ経っても多分出て来ない。

ネットで調べるともっともっとお高くて、このショップの価格はお買い得に思えた。

まあ。。。ツマラなかったら売ってしまえってことで(笑)

 

これは評価がキッパリ両極に分かれる作品。

好きな人はすんごく好き。嫌いな人はクソミソ(笑)

『サイレント・ヒル』に影響を与えた作品って事で有名で、他にも色々な作品が影響を受けていると指摘する人多し。

『サイレント・ヒル』は観た事あるが、そう言われてみれば似ているような???←そっちをあまりハッキリ憶えてない

 

28年前の作品なのかな? 古い感じは全くしないな~(*゜o゜*)

ホラーにカテゴライズされがちだが、ちょっと違う。

グロい部分も有るには有るが、極力そこを避けて通っているイメージがある。

怖いと言えば怖いが、総じてジェイコブの精神世界に集中して描いている。

「どんでん返し」と言う人も居るが、いやいや。。。そこ狙ってないない(笑)

タイトルを見ても登場人物の名前も見ても、冒頭部を観ても、総てネタは出しちゃってるし。。。(;¬_¬)

 

映像的には割に好き。

カット割、構図、光と影。

 

主人公のティム・ロビンスさんは『ショーシャンクの空に』から好きな人で、(こっちが先だが(笑))

暗く鬱屈とした内容だが、彼のチャーミングさにかなり助けられている。

加えて幼きマコーレ・カルキンくん演じるゲイブが、もう天使そのもの。←(ゲイブ=ガブリエルだもの)

まあ、聖書の中の人しか出て来ないけどね(笑)

その名前には全てそれに見合った意味が有るのだろうけれど、そこまでは分からない。

 

面白かったかと言われれば、微妙。

観て無駄とは思わない。

でも、「だから何なの?」って言ってしまえばそれまでで、ズシーンと来るってものでも無く、しんみり感動するものでも無く、でも強い印象は記憶に刻まれる作品だと思う。

 

ちょっと古い作品のレビューどした<(_ _)>