山頂から川沿いに降りてきた春風が、川辺の両岸にずらりと並んだ桜の花びらを揺らしている。


もうすぐ2年生になる。


相変わらず仲のいい未来とさきであった。


この頃になると未来は、さきが何を考えているのかわかるようになっていた。


さきもそんな未来の行動に不思議さを覚えていた。