香りの音楽会 「岩城滉一×宇崎竜童」 | I am say'S'

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    香りの音楽会 「岩城滉一×宇崎竜童」
        ~ひとあし早いクリスマス・ディナーショー
                  (2010.12.11 於:飛天)


岩城滉一と宇崎竜童、
この二人のディナーショーにご一緒しませんか?
と札幌にお住まいの、僕にとって気心知れた大事なお友達に
お誘いをいただき、昨日、ディナーショーに行ってきました。

場所は高輪にあるグランドプリンスホテルの飛天の間。
有名な芸能人が結婚披露宴などで使っている、大宴会場ですが、
昼と夜、合わせて2ステージで2000人というのもすごい人数です。
しかも主催が女性のビューティーパートナーの会社ということで
いらっしゃっている方はほとんど女性。
男性はたぶんご夫妻でいらしているか無理やり連れてこられた恋人同士(笑)、
数えるほどしかいません。

でもお誘いいただいた方のおかげで、また、同じテーブルの方にいろいろと
気を使っていただき、ほとんど女性しかいない中、気おくれせず、
恥ずかしさもみじんも感じることなく
美味しいお酒とディナーを楽しませていただきました。

ご来賓のご挨拶、歓談のあとはいよいよディナーショー・ライヴです。

それにしても1000人のディナーショーなんて聞いたことがありません。
普通のライヴと変わりないのです。

でも、最初は
  宇崎竜童64才、岩城滉一60才
このお二人が5年前からライヴをやっていることを知らなかったので
トーク+何曲か弾き語り程度と思っていたら、とんでもない、
バックバンドを従えての本格的なステージライヴでした。

最初の
 「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」
で、ダウンタウン・ブギウギバンドをオンタイムで聴いたことを思い出し
いきなりノリノリの世界に入っていきました。
岩城滉一は俳優が主だと思っていましたが、宇崎竜童に負けないくらい演奏し
歌います。
ロックンロールあり、バラードありとバラエティに富んでいました。

僕にとって宇崎竜童は、山口百恵に多くの曲を奥様の阿木曜子とともに
提供した人、というイメージが強く、彼女の歌を歌ってくれるかなと
期待していたら、僕にとって百恵さんの曲の中でも好きな5本の指に入る
  「曼珠沙華」
  「さよならの向う側」
をしっとりと唄ってもらえ、思わず泣いてしまいました。
(場内が暗くてよかった(笑))

オリジナルの名曲バラード「知らず知らずのうちに」も泣けました。

そしてあっと言う間に過ぎたステージ、
アンコールの最後の曲は、これも百恵の曲。
 「ロックンロール・ウィドウ」
ノリノリの僕らは、ちょうど席が一番後ろだったため、
立っても他の人に迷惑にはならないので、立ちあがり、
席の後ろで声を出して踊っていました。

こうして、汗と涙のディナーショーは興奮のまま幕を閉じました。
それにしても宇崎竜童64才、岩城滉一60才計、約125才。
彼らはホントに若い・・・。
僕も彼らを見習って若さを保っていきたいと思いました。

なつかしい歌。
心に残っている歌。
思い出の歌・・・。

久しぶりに心身共に楽しめた(ディナー)ライブショーだったと思います。

この日、僕をさそってくれた大事なお友達に感謝、感激、
そして感動をありがとうございました。



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