昨日のZip FMで話した、
私が本気で伝えて行きたい事の一つ。






今日のブログはめっちゃ長いけど、
みんな読んでくれるかな。






前にもここでみんなに問いかけた、
毛皮の話し。






私が大事に思うみんなには、
ちゃんと知っておいてもらいたい話し。







ラジオという媒体では、
聞ける人と、
聞けない人が出てしまうから、
このブログでも書くことにした。







とてもエグいけど、
これが事実だよ。







だから、
読むか読まないかは、
みんなの判断に任せます。







私はこの悲劇を止めたいし、
命ってものはこんな風に扱われちゃいけないと思うんだ。







それではshokopon








毛皮は動物の毛を生きたまま剥がして作られます。

生きたまま剥がせば、
後々毛が抜けないからっていうのが、
その理由です。





鎮痛剤も、
麻酔薬も使わずに、
そのまま刃物と人間の手ではがされます。





当然、おびただしい量の血が出て、
動物は猛烈な痛みに叫び声をあげて死んでいきます。




たぬきも、
キツネも、
いたちも、
うさぎも、
犬も、
猫も、




毛を剥がされた後は、
ただの肉のかたまりになって死んでいきます。






その肉は食用にはなりません。
ただのゴミになります。






毛皮になる動物は、
野山で狩人達が狩猟して獲ってきているわけではありません。







その動物達は毛皮になるためだけに繁殖され、
小さなケージに何匹もギュウギュウに詰め込まれて、
病気になろうと排泄物で汚れようとお構いなしに、
毛皮が成長するまでの間だけ水とエサを与えられます。







全ては、
人間が着る洋服の飾りになる為に。







こんな事までして、
私達は毛皮を着る必要ありますか?








こんな重たいテーマを蒸し返さないでよSAY。
って思ってる人もいるかもしれない。







でも、みんなはどう思うのか教えてほしいの。
私は何度考えても許せないんだ。








とある芸能人の方が、
自分で立ち上げたブランドで、
モッコモコの毛皮のコートをプロデュースしてる。







でも、その一方で、
「私は動物愛護派です♡」
なんつって、犬とか猫とかが殺処分されてる事に意義を唱えたり、
自分の愛犬を可愛がる姿を公にしたりしてる。







私はその人に聞きたい。
あなたの犬と、その毛皮の為に死んだ動物と、何か違いがあるわけ!?
って。







洋服をプロデュースするという事は、
その生産工程も知ってるはず。
どうやってそのコートが作られたのかは分かっているはず。

知りませんじゃ済まされないのよ。
大人でしょ。









犬用の毛皮のコートを、
オーダーメイドで作ってる店もある。







犬ってもとから毛皮な生き物だけど、
その上から更に毛皮着せる必要あるかしら。。と思う。
おかしいでしょ亜友未






ペット愛に溢れる人間が、
自分の犬のファッションの為に他の動物殺してるって、
頭マジでおかしいでしょ亜友未亜友未






毛皮を着せないとこの気候を乗り越えられない様な犬なら、
日本に連れて来ちゃだめよ。
南国ででも飼いなさいよ。
と思う。








日本にはまだ毛皮産業の実情を知らない人がたくさんいて、
何も知らないまま『可愛い』っていう気持ちだけで、
身につけてる人がたくさんいる事も分かってる。







私も数年前までは知らなかったから。






でもさ、
みんな『毛皮』ってyahooで検索してみて。





Wikipediaの次に、
毛皮(リアルファー)はいらないNPO法人アニマルライツセンターっていう、
毛皮生産に反対する団体のページが来ると思うんだ。






検索した用語に関連性の高い順で検索結果が出てくる事を考えれば、
日本の中でも毛皮に対する意識が大きく変わって来ている証拠なんじゃないかな。







毛皮がお金持ちな証なんていう時代はもう古いよ。
キツネの頭付きのマフラーとか....
ミンクのフルコートとか......







あなた狩猟民族か何か?
という感じ。









私はお肉も食べるし、
お魚も食べるし、
野菜も、穀物も何でも食べる。







全てそれらは命あるモノで、
その命をちょうだいして、
私の明日の命に変えさせてもらう。







それが食事という行為。
だから残さず食べる。







食べれもしない量をあれこれ頼んで、
ちょっとだけお箸つけるなんていうセレブ食いはめっちゃイヤだ。







命をつなぐ為に他の命を頂戴する行為と、
オシャレの為に命を犠牲にするのとでは、
私は大きく根本が違うと思う。







日本はシベリアでもなければ、
北極圏でもなくて、
毛皮を着てなかったら凍えて死ぬわけじゃない。







この国において毛皮は、
ただのファッション。






たいがいはフードの周りに付いていたり、
キーホルダーになっていたり、


そこに防寒の必要ないでしょ。
って場所にファーってついてる。






モコモコしてて、
フワフワしてて、
可愛い風に見えるから。







でも実際さ、
可愛いくないと思うんだよ。






可愛いのはその毛皮の持ち主である、
動物が元気に生きてる姿が可愛いだけだから。







どっかの旅館とかに置いてある剥製見て、
可愛い~♡ってならないでしょ。






むしろ、夜中の玄関にクマとか狸とか....
むちゃくちゃ怖いよ。。私はね。







一方、
私もつい最近まで、
この問題に対して間違った行動をとってた。






何年も前に買ったN3Bコート、
ファーを付けたままで着てた。







これは前から持ってたものだし。
捨てるのはもったいないし。
まだ着れるから大事にしようって思ってた。






この毛皮の為に犠牲になった命があるんだし、
なんか捨てられないって思ってた。






でもさ、
それって全然違うって気づいたんだ。







私が毛皮を身につけるという事は、
それがどんな理由であっても、
『毛皮を着る事に賛成です』
っていう証になる。







例えば。
巨人の野球帽をかぶった人がいたら、
その人がホントはどんなに中日ファンだとしても、
道行く人は『巨人ファンなんだ~』って思う。



例えその人にとってその野球帽が、
ただの『帽子』にすぎなかったとしても。







だからフードに付いてたあの黒いファーは全部取り外した。
ボタン式で簡単に取り外せるようになってた。







私の家族が着てたN2Bコートは、
がっちり縫い付けられてたから、
全部縫製部分からバラして取り外した。






床に集まったその毛皮の固まりは、
まるでうずくまった小動物の用で、
今にも動き出しそうで何か怖かった。






この自分の過ちに気づくの遅すぎで、
ホント恥ずかしい。







みんなに誤解を招くような行為だった事も。







全面毛皮のフルコートでも、
フードに付いてるちょっとの毛皮でも、
そのために動物が死んでる事には変わりない。







だから、これ以上ファッションの為に動物を犠牲にしちゃいけないって考えるのなら、
どんな毛皮も決して身に付けるべきじゃないと思うんだ。








ちょうど冬物から春物にクローゼットを整理するこのタイミングで、
私がみんなに提案したい事。








毛皮とサヨナラしようよ。







動物はさ、
生きてる姿が可愛いんだよ。





bless you, always
SAY