C.P.E.BachのSONATE amoll
いやー難しい。
今年の夏に演奏しなくてはならないのですが、これは苦労しそうです。
先ずは発音。
曲に合った発音(アタックだけでは無く、声部に合った音のかるさであったり、芯の扱いも含め)
で、違和感ないレベルに仕上げるのは相当な技術が必要だと感じています。
また、和声の中における音程や音のバランスをつかむのも課題の一つです。
近代や現代の複雑な和声とは違い、単純明快だからこそ、フレーズの扱いやアタック一つでも間違えば全てが台無しになってしまう恐ろしい曲です

(勿論近現代の作品も同じ様に難しいのですが…)
サックスは作音楽器の為、先ず音を作らなくてはなりません。がしかし、音色を作る事に集中すると音の芯やその方向性が出にくくなってしまいます。
また楽器が円錐形の構造の為、音をまとめるのや低音と高音の発音のバランスを取るのが難しく、弱音でくもらせる様な低音や響きの多い太い高音を出す事も課題の一つです。
この曲が書かれた時代にサックスはまだ存在していませんでしたので、どうしても新しい感じの音になってしまうのは否めません。
ただ、その作品を解釈する時に全てを当時と結びつけるのでは無く、現在の楽器で現代という時代のフィルターを通して表現する事はとても意味があり大切な作業だと思っています。
僕は即興演奏もしますが、音楽だけでは無く、生きることや五感で感じるもの全てが、自分の音を通して生きた表現に変わってゆく様が演奏表現の面白みだと思っています。
サックスでクラシックをやる。
サックスで古典の音楽を演奏する。
それはそれで、現代だからできる楽しみの様に感じてなりません。
また、同時にサクソフォン奏者として過去の作品を通し、この楽器の可能性を見いだして行く事は使命でもあり楽しみでもあります。
ただ、聴いていただく人に対しては、何だからというわけでは無く、良いものであればきっと心に響くと信じて発信し続けたいと思うものです。
とにかくまとめると、バッハとかサックスとか抜きにして、感動してもらえる様な音楽作りをしてゆきたいと思った今日この頃で、その為には、信じられないくらいの技術が必要だと改めて感じ、職人魂に火がついた
という事でした。意味がサッパリなブログでしたが、文才が無いのでご容赦下さい

さっ。明日も頑張るぞい。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました

