先日課題曲講習会を聞きに行き気づいたことがあります。
それは奏者の指揮に対する緊張感の重要性です。
とてもうまいモデルバンドで、きちんとした顧問の先生が指揮を振っておられて、十分な演奏がされていました。
しかし講師の指揮者が指揮をすると演奏が一変しました。立体感も違うし、音楽してるなっていうことをとても強く感じます。
ここで考えたのは顧問の先生との間にはよくない慣れが発生しているのではないかということです。
だいたいどんな指揮振るかもわかってるし、それこそ何百回と見てますから、だいたいの打点とかテンポ感もわかりますよね。
はじめての指揮者だとあらゆることがわかりませんから、すごく緊張して集中します。
その結果指揮者の指示に対する食いつきがとてもよいものになるのです。
そういえば去年練習を聞いた全国常連の顧問の先生は練習中ほとんど指揮を振らずに遠くで聞いてて、通しの時だけ指揮を振ってました。
そして本番ではまた違う振り方するんだといって本番に向かわれたことを思い出しました。
プロの指揮者でも何振ってるかよくわからん人いますけど、それはある意味バンドとの間に緊張感を作るってるんだなーと。
演奏者にとって優しい指揮が必ずしもいい演奏につながるとは限らないんだということを考えさせられた講習会となりました。