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佐藤貴紀のペットなんでも相談室

獣医師の佐藤貴紀の公式ブログです

冬に注意が必要な病気の1つに
甲状腺機能低下症があります。

わんちゃんがかかる病気です。

特に、中高齢の犬に多く見られます。

 

この病気は。。。

喉の気管の横にある甲状腺という臓器か

甲状腺ホルモンがうまく出なくなる病気です。

甲状腺ホルモンには

体の代謝を上げる作用があります。

そのホルモンが不足すると

食べ物を食べても

うまく熱を生産することができません。

 

低体温やむくみ、活動性の低下、皮膚のかさつきの他

脱毛などの症状がみられます。

特に冬は、重度の低体温になり

生命のリスクが高まってしまうのでとても危険です。

中高齢の子で

甲状腺ホルモンの異常が疑われる場合は

健康診断などの際、追加で甲状腺ホルモン値を

測定してもらって下さい。

犬にも「コロナウイルス感染症」はあります。

ウイルスによる感染症なのですが

成犬が感染してもほとんど症状がみられない為、

不顕性感染になることが多いのです。

 

もし、子犬が感染した場合は、嘔吐、下痢などの

消化器症状が出てきます。

重症化するリスクはあまり高くはないものの

他のウイルス感染(パルボウイルス感染症)や

寄生虫感染、細菌感染が同時に起こった場合では

重篤になることもありますので

注意してあげてくださいね。