日本最南端の観光鍾乳洞「石垣島鍾乳洞」へ。
全長3.2㎞のうち、約660mが公開されています。
サンゴ礁から生まれた鍾乳洞。
太古の昔、ここに海底が存在していたことを証明しています。
夏は涼しく、冬は暖かい
洞窟内の平均温度は23度で、湿度は80%以上。
鍾乳石は、通常1㎜伸びるのに、10年から30年の年月がかかるといわれていますが、
こちらの鍾乳石の成長速度は日本最速で、なんと、3年で、1㎜伸びるとのこと。
その理由は、亜熱帯気候で雨が多く、地上の微生物の働きが活発で、多くの二酸化炭素をつくり出していること、また、隆起サンゴ礁で石灰岩の密度が粗いためだそうです。
愛媛大学の調査隊によって発見され、1994年に公開されました。
石垣島最大の鍾乳洞で、洞窟内では、いろいろな鍾乳石を観察することができます。
石筍の数は、約50万本!日本で一番多いそうです。
こんなにキラキラしている鍾乳石を見たのは初めてです。
鍾乳洞イルミネーション。
こちらの広場は、奥行50m、幅15mと広く、奥へ向いて上る地形になっています。
幻想的なイルミネーションを楽しめました。
トトロに似ているとうわさになり、最近、名前がついた名所があるとのことで…
トトロが大好きな私だけ、大興奮でした😅
神々の彫刻の森。
一瞬、仏様?と思ったら、やはり、そのような名前がついていました。
シャコ貝の化石。
海が存在していたことを物語る化石を見つけることができます。
サンゴ礁が地殻変動などにより隆起してできたこの場所は、昔は海底だったのかと思うと、とても不思議な感覚になりました。
石垣島鍾乳洞の豊富な水による水琴窟。
心が澄む優しい音色を奏でていました。
20万年もの歳月をかけて自然によって造り出された石垣島鍾乳洞は、とても迫力がありました。
また、遥か昔に思いを馳せながら巡ることができる、神秘的な空間でもありました。
敷地内には、食堂や売店もあり、お土産を買って次の目的地へ。
石垣島めぐり、まだまだ続きます。