石垣島旅行の目的のひとつが、離島めぐり。



今回は、3島周遊めぐりのツアーに参加しました。


一日で3つの島(西表島・由布島・竹富島)をまわるとなると、あまりゆっくりできないのでは?と思い、口コミを調べたら、

どのコメントでも、それぞれの島で名所を十分満喫できたとのことだったので、参加を決めました。


まずは、石垣島の離島ターミナルから高速船で「西表島」へ。



西表島の大原港に到着し、そこからクルーズ船に乗りかえて、仲間川遊覧に出かけました。


マングローブとは、海水と淡水が入り交じる沿岸に生育する植物群の総称で、
ジャングルという植物の名前がないように、マングローブもマングローブという名前の植物があるわけではない、というお話から始まり、
それぞれの植物に近づいて、名前や特徴を、とてもわかりやすく説明してくれました。


上向きにのびて、地表から顔を出す“呼吸根”を持ち、大気中に根を出して呼吸をしているとのことで、
その根も、板のようなもの(板根)、タコ足のようなもの(支柱根)、タケノコみたいに地面から生えてるようなもの(荀根)、くねっと曲がったもの、いろいろでした。







また、呼吸根には、海水の塩分を排出する機能もあり、海水を吸い上げるときに塩分をこして、こしきれなかった塩分は葉っぱにためて、落ち葉にして捨ててしまうそうです。


そのため、マングローブは海水に浸かっていても枯れないのだそうです。


約60分のマングローブクルーズ。船長さんのおしゃべりがとても面白くて、マングローブや西表島について、楽しく勉強しながら見学ができました。

最後に、マングローブの干潟に生息しているシレナシジミの写真を撮らせてもらいました。10㎝を超える日本最大のしじみ。


中身はというと…
スカスカで、身は貝の1/3の大きさほど。
味は、あまり…だそうです。


さて、大原港に戻ってきて、お土産に、西表島でしか買えないという「黒糖」を。
息子は、西表島やまねこのぬいぐるみが気に入ったようで、記念に購入しました。



オススメの黒糖アイスも食べました。


しっかりした黒糖の甘みがくせになる味で、とっても美味しかったです。

続いて、水牛車のりばへ。


マングローブクルーズの船長さんが、今度は大型バスを運転して、連れていってくれました。



ここから水牛車で「由布島」へ。


約15分の旅。
今回、私たちを由布島に連れていってくれた水牛の名前は、「カイ君」


実は、大ベテランのカイ君。通常、20歳で引退するそうですが、24歳のカイ君は、忙しいときに助っ人として来てくれるとのこと。安定した乗り心地で、ゆっくりゆっくり確実に、由布島まで連れていってくれました。


由布島での自由時間は1時間ほど。島内を散策したり、昼食をとったり。








小浜島や石垣島、黒島などを一望できる、マンタ浜へ。





島内では、終始ゆったりした時間が流れていました。


最後に、唯一触れる水牛「ルイ君」と記念撮影。


由布島を満喫し、今度は「コウメちゃん」に乗って西表島へ戻りました。







港へ戻る車内でも、サービス精神旺盛な運転手さんの観光案内付き。
途中、信号機がひとつありましたが、内地に行ったときに困らないように、訓練用についているとお話していました。
郵便局の屋根瓦に郵便マーク(〒)があり、現地の人でも、気がついていない人が多いそうです。(運転手さんのジョークかもしれませんが😅)

また、西表島の道路の至るところに、“やまねこの飛び出し注意”の看板が!
2023年12月31日現在、西表島やまねこの交通事故がないということで、このままいけば、今年はゼロになるとお話していました。(調べたところ、2023年は、ゼロでした!)
西表島やまねこに何かあればすぐ出動し、24時間体制で、守っているとのことでした。


さて、お土産に、今度は、由布島でしか買えないという「黒糖」チョコレート味を。


ここでしか買えないという言葉に、本当に弱いなぁと思いました😅

息子は、由布島では、水牛のぬいぐるみを。


息子が撮りました。なかなかいいセンスしてます。


観光地だけあって、私が大好きな
顔をはめて写真を撮る看板があちらこちらに。



なかなかいい写真が撮れました。


続いて、竹富島へ。

竹富島では、基本はフリータイムでしたが、私たちは、オプションを2つ追加しました。


まずは、島内をバス観光。
星砂の浜とよばれる「カイジ浜」に立ち寄りました。


星砂の正体は、有孔虫という生物の殻。温暖な海域に生息し、海藻などに付着しているそうです。


星砂の探し方を教えてもらいました。


手のひらを押しつけて、くっついてきた砂を見てみると、その中に、2㎜程の小さな星砂を見つけることができます。


人に踏まれて粉々になってしまうので、コツは、ゴツゴツした岩のくぼみがあるところの砂を探してみて!とのことで、私もたくさん見つけることができました。

竹富島では、なぜか、この浜でしか星砂を見つけることができないのだそうです。



次に、コンドイ浜へ。

竹富島でも、バスの運転手さんがガイドもされて、竹富島についてのお話を楽しく聴きながら観光することができました。



続いては、水牛車で島内観光。


竹富島は、沖縄の原風景に出合える島といわれ、昔ながらの赤瓦屋根の民家が並ぶ集落内を水牛車で巡りました。






旅行紙などでよく見る、水牛車に乗って島内を巡る写真。
その写真のように、どうしても水牛車に乗りたくて、オプションで追加しました。


同じ写真を撮りたいなと思っていましたが、
でも、よくよく考えれば、水牛車に乗ってたらその写真は、撮れないですよね。
水牛車に乗らないで散策していた人たちが、私が撮りたかった写真、水牛車に乗っている私たちを撮っていました😁

自転車なら、1時間ほどで島内を一周できるそうなので、今度、自転車で島めぐりをしてみたいです。


私が体験してみたかったことをたくさん叶えてくれた3島周遊めぐり。
ツアー最後の島、竹富島を後にしました。



口コミ通り、行程にむだが一切なく、朝から一日、テンポよく3島を巡ることができました。
大満足の旅、おすすめです。

また別の離島ツアーにも参加してみたいです。