宮古市で木の家を新築する
創業85年続く、
家族の笑顔を見続けた
地域密着企業
沢与建設株式会社
サイエンスホーム宮古店
佐藤 隆一 です。
世間では、働き方改革とか、
有給休暇をしっかり取ろうとか、
最近よく耳にしますが、
弊社でもそれらを取り入れ、
残業をしないようにする段取りや、
社員さんたちが休みを
取りやすいようにする
仕組みづくりをしております。
ただ、ここで困ったことが
出てくるんです。
先日、実際に起きたことですが、
会社にお客様から
お電話を頂いたのが、
金曜日の朝。
お客様 「昨晩、温水機が壊れて・・・。」
最近、給湯機からエラーメッセージが
頻繁に出ていたので、
新しいものに替えようと
検討していたそうです。
お客様 「今から交換をお願いしたら、
来週とかになりますよね？」
確かに今日は金曜日。
今から新しい給湯機を手配したら、
届くまで1～2日。
沿岸の田舎町なので・・・
それに合わせて
水道屋さん、電気屋さんの
工事日程の調整など、
しかも週末をはさみますので、
明日からの2日間は
当然のように飛ばされます。
さらに通常の工事であれば、
最低でも3～5日くらいは
準備期間がほしいところです。
でも、この冬の時期に
お家でお湯が使えないとなると、
かなりのストレスでしょう。
そこでワタクシが
新品を入れた際の
一応の予算を聞いた上で
ご提案させて頂いたのが、
ワタシ 「今から、ご予算内で収まる
給湯機を手配し、
協力業者さんたちに
最短で工事できる
日程を調整してみます。」
大急ぎで、まずはいつも
住宅設備機器を仕入れてもらっている
商社の担当者へ電話。
宮古市に在庫は無いものの、
県内の支店にはあるとのこと。
でも、最短で取り寄せようにも
明日は土曜日で、
運送の手配がつきません。
ワタシ 「そっか～・・・
来週になっちゃうね・・・。
お客様の家族がお湯が出ないことで
ホントに困っているんだよね。
仮に、明日の朝から
工事ができるように、
午前中に給湯機が届く
方法がないかな？」
商社 「それは、
なんとかしてあげたいですね。
様々なやり取りをしたあと・・・
よしっ！じゃあ、私がトラックで
取りに行ってきます！
今から出れば、今日の夕方には
お届けできるはずです。」
ワタシ 「えっ！？
今から？
大丈夫？」
商社 「だって、沢与建設さんの
お客様が困ってるんですよね？
最大限、協力させて頂きます！」
なんとも、頼もしい言葉！
ありがとうございます！
次は水道屋さんだな。
すぐさま電話。
水道屋 「給湯機は明日の朝に
間に合うの？
じゃあ、朝から行くよ！」
ワタシ 「大丈夫なの？」
水道屋 「だって、お湯が出なくて
沢与さんのお客さんが困ってるでしょ？
すぐ工事したほうがイイよね。」
なんてできた社長なんだ！
ありがとう、感謝です！
最後に電気屋さんだな。
またまた、すぐに電話。
電気屋 「え！？ 明日？
この週末は連休を取っていて
盛岡にいるんですよ～。」
ワタシ 「ゴメンね～。
お客さんも困っててさ～。」
電気屋 「であれば、朝イチで
現場に顔出しますね～！」
ワタシ 「休みで盛岡にいるのに
いいの？（宮古－盛岡間約2時間）」
電気屋 「だって、沢与さんの
お客さんが困ってるんでしょ？」
と、商社や水道屋さんたちと
同じ言葉が・・・。
ありがたいことです。
普段、一緒に家づくりをしてくれる
協力業者のみなさんのお陰で、
弊社も工事を進めていけます。
商社に納入してもらった
給湯機は無事間に合い、
土曜日の朝イチから
水道屋さんに工事をしてもらいました。
故障の連絡をお客様から頂いたのが
金曜日の午前10時ころ。
給湯機交換の工事に着工したのが
土曜日の午前9時ころ。
そして、午後2時ころには
工事も無事完了し、
この日の夜には
いつもどおりにお風呂に
入れたと思います。
最初の電話を頂いた時から
実に24時間で、しかも週末なのに
着工してしまう
この機動力がとても大切です。
お客様にとって、
コレほど安心していただける
ことはないでしょう。
でも一方で、働き方改革などに
照らし合わせてみると
ブラックの一面もあるかと思います。
本来、休みの予定だった日が
仕事になるのですから・・・。
弊社の社員さんであれば、
代休を取ってもらうとかの
措置はするのですが・・・。
ただ、「働く」ということの本質は、
誰かのために喜んで頂き、
その報酬を得ることだと思うんです。
嫌々ながらにするのではなく、
自らが、そのヒトのために
自分の技術を提供する。
こういった想いを共有できる
仕事のパートナーがいることに
感謝しかありません。
本当に、いいチームだなぁと、
今回、再確認しました。
今日はここまで。
サイエンスホーム宮古店では、
実際に住まわれているお家を
施主様のご厚意で見学することができます。
来て・見て・触って・体感する
木のぬくもりを直接感じてみたい方は、
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