詩吟では私が少し先輩でした(吟歴6年と5年)が、学校の先生を目指していたこともあった?彼女は、詩吟においても早く講師になりたいという気持ちが、強く感じられました。東京でのある大会からの帰りの新幹線の中で、まるで講師と生徒(私)のようなやり取りをしたのを思い出します。
結構沢山の吟者さんのテープ聴いて真似をしてきた私の練習法のうちの1つを話したら「一番聞かなあかんのは自分の吟なんやでー」「そうね!自分の声嫌いでね!なんか気持ち悪い」そこからはもう先生から叱責される劣等生みたいな感じで、私が先に降りる駅があっという間でしたね!
次に彼女とお会いした大会の二次会では、うはなぁ誰とでもすぐ友達になるんよ!なぁうちらも新幹線でなぁ!とまぁいささか一方的ではありますが、他のみなさんの大勢の中で私との経緯も話したり、かなり高いテンションで場を盛り上げていた彼女は勿論熱心に詩吟を学ぶ優秀吟者さんでした。

が、若くして、まだ講師になる前だったでしょうか?病気で亡くなってしまいました。


そう!自分の吟詠のテープを一番よく聞かないとね!音程とか速度とかね!「げーっ!やめてー!」って九州まで行って全国大会の詩舞で自分の吟が流れてるのを聞いて思わず心の中で叫びました。恥ずかしいったらありゃしない!
そこでの反省は、舞いの方に舞いやすいのだろうか?速すぎる!音程がかなり狂っている!申し訳ない!剣舞用、詩舞用の吟詠はもっとちゃんと勉強、練習しなきゃ!

会主の古稀のお祝いで、記念のCDを出すに当たって収録させていただいた吟題はそこから10年間コンクールでも選んで詠ったりしながら吟じ方持っていき方など研究しました。その取り組みをした吟題で、師範代の優勝をいただいたものは公式ホームページの中のYouTubeで何度でも聞いて反省できますし、実際課題を見つけて吟じ方を少し変えたりの時間を重ねて

準師範の部での吟詠がまたアップされました。当然また課題を見つけて今後の取り組みに「恥ずかしいったらありゃしない」なんて高校のコーラスでテープ聞いたら1人私だけの声が浮いていて顔が真っ赤になったそんな次元じゃないだろ!アホちゃうか!と天国から彼女の声が聴こえてきそう。大山の着地意識して変えたところなど聞き比べもしつつ「一番よく自分の吟聞かなあかんのやでー」

はい!