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四月十二日に犬山の中本町に所在する国の登録有形文化財に指定されている【旧磯部家住宅】というまちやで(犬山詩吟交流会)行事の(詩吟のつどい)を開催します。

この磯部邸は江戸時代から『柏屋』の屋号で呉服商を営んでいた商家で太平洋戦争後、製茶販売業に転じ後に生活の本拠を他に移し建物は商品倉庫とされていました。平成十六年犬山市が、国の街なみ環境整備事業の補助を受け まちづくり拠点施設として用地を購入しました。この建物については 幕末から明治初年にかけて建築されたもので、その後数度の改修が施されていたものを磯部家から寄贈を受けました。

この施設では まちや文化の伝承や まちづくり団体などの活動を支援し 犬山城下町の活性化を図っていくことを役割としています。
ー旧磯部家住宅資料よりー


下見をして参りました。琴の先生の演奏があったとき一度行ったのですが 建物自体が展示物でありまた中にも自由に入って建物内 また展示物など拝観することができます。下見ではしっかりうなぎの寝床になっている通り庭を通り渡り廊下や裏座敷 奥土蔵も見て参りました。
四月五日 六日は犬山祭りです。
桜も咲きかけた城下町はすでにかなりの観光客で賑わっていましたが 十二日午前九時より磯部邸からは吟詠が外へ流れるよう準備します。十時に開演です。このような場所での邦楽の集いは趣があって素敵ですね。

どうぞ春の犬山城下町の佇まいを堪能しにおいでください!そして詩吟も聞きにいらしてください。犬山に教室を持って活躍されている各流各会派の教場のご案内もいたします。

ぜひ犬山にお越しください。